1
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
目の前に現れた2人の海賊に恐れてガタガタと震える少女にチューリップ頭のキッドが気がついた。
「なんだ、このガキ。邪魔だ どかねェなら殺すぞ」
「辞めて下さい!!!この子に手を出さないで!!!」
駆けつけた母親が少女を庇うように抱きしめた。
「なら、テメェら2人とも死ね!!」
キッドは胸元の短剣を抜き、切りつけようとした所にカリーナが立ちはだかった。
「シールド...」
〝カァ・・・ン〟
「?!!」
見えない壁がユースタスの剣を弾いた。
「これ以上、騒ぎを起こすのは辞めた方がいい。」
「なんだテメェ…能力者か。めんどくせェ テメェから殺してやろうか…?」
「頭!!ダメですよ!!」
「アプーももう行こうぜ!!」
お互いのクルーが止めに入っているが、聞く耳を持たない
カリーナはキッドの言葉を無視してレストランに入り、「シールド」と小さく呟いた。
お目当てのワインとウィスキーをシェフから受け取り、店を出ようと後ろを振り返ると、レストラン内に入ろうとしたキッドがカリーナの能力で入れず、怒りの形相でこちらを睨んでいた。
アプーも意気消沈したのか仲間と、この場を去っていった。
シェフは騒ぎを納めたカリーナに焼きたてのパンケーキを、お礼にとボンバックに入れてくれて「裏口から出ると良い」と言って出してくれた。