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無事に麦わらの一味が飛び魚ライダーなる者達と、この場を離れて行った。ロー達も足早に去って行き、ベポは何度も後ろを振り返っていたが2人の帽子を被った男に引っ張られながら去って行くのを確認した。
(このまま能力を使い続ければ体力が続かない。面倒な事になる前に私も逃げなきゃ!)
「プロテクト…!」
先程まで貼っていた壁がパッと消えた事により、壁を壊そうとしていた海兵達がドミノ倒しのように倒れ込んだ。
「あの女だ!!海賊どもを逃がす手伝いをした罪は重い!!捕まえろー!!!」
「撃てー!!!!」
カリーナに一点集中の砲撃が始まったが、避ける事なく走り正面突破して行く―
砲撃は確実に当たっているものの、傷一つ負わず向かってくるカリーナに海兵達の顔がみるみる青くなっていく。
「砲撃が外れたのか!!?」
「当たってるのに何故だ!!!何の能力者だ?!!」
倒れたまま起き上がれずジタバタする海兵の上をシュッ!とジャンプして飛び越え、その先に銃を構えて待ち構えた海兵に向かって背負っていた愛刀を振りかざした。
「十六夜…!」
一瞬で鞘から抜かれた〝白刃〟はトンッとカリーナが着地した時には鞘に納められ、周りにいた海兵達はバタバタと地面に倒れこんだ。
「さてと…!近道して帰らなきゃ!」
唖然とした海兵達を尻目にBARに戻るのに一番効率の良いルートを考えながら駆け出して行った―