HH シャルナーク
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久しぶりに外でランチでもしようと歩いて五分程の行きつけの小さなカフェに入った。最近は家でずっと仕事と読書に明け暮れていたせいなのか日がかなり眩しく感じる
いつもこのカフェで週に3回はランチをし、珈琲三杯おかわりをして夕刻まで本を読んでいる常連だったので1ヶ月程来ていなかったら何だかいつも置いてある観葉植物達が凄く成長している様な気がした。いつもの席はとられてしまっていたから奥の2人掛けに座りハーブティーとスモークサーモンのサンドイッチを注文すると、隣の席から女の荒々しい声が聞こえ店員は目があった私に苦笑いをしながら少々お待ち下さいと言ってカウンターに戻っていった
直視はせずに横目でチラチラと隣の席の女を見れば、美しい赤茶のロングヘアをかきあげながらメイクバッチリの目を吊り上げて目の前の金髪優男に怒りをぶつけている。会話の内容からどうやら男の浮気を疑って様な話だった。してないってば。仕事で飛行機乗り継いでいたと面倒そうに男が口を開けば女はその態度に頭がきたのかグラスの水をいきなり男に勢い良く浴びせてから足早に店を去った
「つ、つめってー」
この男の一言に私は我慢の限界を超えて思わず吹き出してしまう。ぷっぶふぅと何とも情けない空気混じりの笑いが口から出れば、男はおしぼりで髪を拭きながら私の方を見た。こちらもああ、ヤバいと内心思いつつも笑いを抑えながらそちらを見ると、うさんくさそうな笑顔を貼り付けたままの男と目が合う
その瞬間に私の心臓は一度高鳴ったが、平然を装いながら鞄からハンカチを取り出して彼に渡し大変でしたね。と彼を労わる姿勢を見せる
「これも良かったら」
「ありがとう、使わせてもらうよ。見てこれ中までびちょびちょ」
白いシャツの中を覗くような仕草をした男はお礼を言いながら私からハンカチを受け取るとシャツに当てた
バクバクと高鳴る心音を静かな深呼吸で落ち着かせていると、タイミングよく店員がサンドイッチとハーブティーを持ってきてくれたので彼から目を逸らしサンドイッチにかぶりついた。バッグから携帯を取り出してゲームをしながら紅茶を飲んでいると隣の男は伝票を持ち席をたった
お腹の底から安堵しながら、ニッコリと笑顔を向けてハンカチは返さなくていいので。と軽く頭を下げると男は目を丸くした後に薄く笑い軽い口調で動揺を隠すのが下手だね、手が微妙に震えてる。俺の事知ってるのかな?と私のテーブルに片手をついた。この世の終わりなんじゃなかろうかと思いながら笑顔を貼り付けたまま良く分かりませんみたいに首を傾げると男はあははと笑いそのまま店を出ていった
身震いしながら冷めた紅茶を一気に飲み干して、心音が落ち着いたのを確認してから会計をし店を出た。いつものクッキーを持ち帰りで買うのを忘れた事に若干イライラしたが、今はもう此処を去りたくて自然と早足になりながら帰路を急ぐ
あれは別世界の人間だなとまた思い出し身震いすると、ふとちょい前にハンター試験に居たトランプを持った奇術師を思い出して同時に何も無くて良かったぁと肩の力が抜けた
念使いでも色んな奴がいるし、勿論敵対もしていないのだから誰かれ構わず襲ってくる訳でも無いが。
あの金髪筋肉はハンターサイトで見た死亡した旅団の1人に激似だった。それだけで警戒に値するのは当たり前だ
そんな事を考えながら自宅に着いた私は一度足を止め
、うっすらと窓から電気がついているのが見えて玄関のドアを開けようとしていた手をゆっくりとおろした
はてはて。絶対に電気は消して出たはずだ。一度首を傾げてから何となく嫌な予感がして持っていた鍵を使わずに音をたてずゆっくりとドアノブを開けた
カチャっと静かに空いたドアに私の全身は凍りついた
一瞬だった。自分の首元に太い腕が巻かれ後ろから両手を掴まれた。自然と呼吸を止めてピクリとも動かなくなってしまう私の右耳にふぅと誰かが吐いた息を当たりゾワりと鳥肌が立つ。さっきぶりだね。の甘い声にゆっくりと振り返ると至近距離にある金髪筋肉の顔に思わずどーも…と言ってしまった
それから直ぐに軽々と片手で荷物みたいに持ち上げられて自宅のソファに荒々しく降ろされた。白いシャツに深い色のジーンズを履いた金髪はドサリと私の横に腰を下ろして私を見つめる
「近いんですけど」
「近いねぇ、君、レイちゃんだよね?名前あってる?」
「…はい」
「この間のハンター試験合格者。師匠の名前はエンビィルだっけ?」
「……はぁ。合ってますね。それで…何か…ご用ですか?」
「俺の事知ってるの?ちょっと気になってさ、別に殺したりしないから。話せる事全部話して」
「…えーと、只ハンターサイトに載ってた死亡した旅団の1人に似ていたので警戒しただけです…」
「ああ!あの記事ってまだ見れるんだ」
「もう今は見れないと思います。とゆうか、肩に手を回さないで下さい」
「まぁいいじゃん。何だ、そうゆう事ね。嘘ついてる感じもしないし。ブラックリストハンターでもなかったから逆に凄い気になったんだよね」
肩に置かれた手がゆっくりと首に周り男の大きな手が私の首を掴む。まるで動物にでもなった気分だった。下を向いた私に彼のうすら笑いの顔が近づいてきて嫌気で目をぎゅっと瞑ると目から出ていたのであろう涙が舌で舐め上げられた様な感触にひたすら黙り耐える
「ははは、我慢してる顔可愛いね」
「…もう用事が無いのなら帰ってもらえませんか?」
歯を食いしばり強めの口調で男を見れば、へぇと一言呟いた男は一瞬で私の喉元に何かを刺した。痛みに思わずびくっと小さく飛び上がりキッっと自然に彼を睨みつける
その時、全身に鋭い痛みが走り体から力が抜けた
「えっ?な…に?」
「逆らわない方が身の為って分かったかな?」
これは無茶しても死ぬだろうし逆らったらダメだなと判断して、直ぐに分かりましたと言って静かに座り直して下を向いた。何か要求があるなら言って下さいと小さく呟くと彼はいいこいいこと頭を撫でてきて私の横に座り直した
「今仕事で調べ物をしてるんだけど忙しくて色々手が回らないんだよね。ちょっとそれ終わるまで俺の雑用係やってくれないかな?」
「分かりました。期間はどれくらいか聞いても?」
「2ヶ月はかからないと思うよ。てゆうか凄い柔軟だね。笑える」
何も言わない私に彼はシャルって呼んでと笑顔を向けてきたので、それに頷いた。頭の中では師匠に連絡しようか、またはハンター協会に連絡してとか色々考えたけれど操作されている間は多分難しいなと自分の運の無さに一度物凄い大きな溜息をつくと、それを見てシャルはお腹を抱えて笑っていた。
その日は頭に痛みが走ったのを最後に気付いたら眠っていた様で起きたら朝だった
夢だったのか?と半信半疑のままスーパーに買い出しに行ってからハンバーガーショップでランチをして帰って来たらシャルと名乗ったあの男が私の仕事部屋でパソコンを開いて作業をしていた
「おかえり、俺昼飯まだだから何か作って」
画面から目を離さずに嫁に言うような台詞を堂々と言うこの馬鹿男に腹がたったがまたあの痛みを与えられるのが嫌だったので、はいと言ってキッチンで軽食を作り渡した
それを夕方も繰り返し、夜がふけてくるといきなり仕事部屋から出て来たシャルに首を掴まれて裸にされ風呂に入れられる始末。ニコニコしているシャルの下半身を見ない様にずっと目を逸らしていた私が気に入らないのかシャワーを浴びながら強い手つきで胸を揉まれ、挿入までされた
泣かなかった私を見て薄く笑い気分が良さそうなこの男にハラワタが煮えくりかえったが悔しいので笑顔で背中にかかった性液を洗い流してから無表情で湯船につかった
そんな私を見てキョトンとした顔をしたシャルはしずかに湯船に入ってきた
勿論会話など無い
操作系なら必ず操作する時に何か道具やキーがあるはずだと考えながら先に出ますと言った私を不思議そうな顔で見てくるシャルに目も合わせずに風呂を出た
髪を乾かして仕事を簡単にこなしてベッドに横になれば、パタパタと足音がこちらに向かってきて嫌な予感がした。下着のまま寝室に入ってきて何も言わずに私を組み敷いたシャルは無表情の私の唇を舐めながら服の中に手を入れ膨らみを荒々しく揉みしだく
好きでも無い女として楽しいのかねぇと思い、つい鼻で笑うとピクリとシャルの額が一度動いた様な気がした
手は止まり、急に髪を捕まれて上を向かされた瞬間にチクリとまた頭が痛んだ。咄嗟に睨みつけた私にゲスにピッタリの笑顔を貼り付けたままシャルは静かに笑った
「何したの?」
痛かったのは一瞬。特にそこから昨日の様な変化もない
「俺1人楽しんでも仕方ないかなって。」
嬉しそうなシャルの顔を見るのは初めてだった。私のショーツに手を入れてほくそ笑みながら胸の先端をチロチロと舐め肉芽を優しく撫でてくる
そこで何やら違和感を感じた。顔が火照りお腹の奥が熱くなってきた。感度が良すぎる気がするのだ
ビクビクと腰を動かしてしまう自分が恥ずかしくて憎らしくてシャルの手から逃れようとすると、上に覆い被されて両手をがっちりと片手で掴まれた
「どーお?けっこう良いでしょ?感じてる顔はめちゃくちゃ可愛いねぇ」
「…なんで…」
「何でも操作できるって事だよ」
膣内から蜜が垂れる様に溢れてくるのが分かって、恥ずかしさのあまり目を瞑って顔を逸らすと温かい舌がぬるぬると蜜を舐めとるのが分かって、肉芽をすいあげられた瞬間に太ももを震わせながら達してしまう
あぁぁと小さく出た声は快楽に溺れた女の声だ。
20秒もかからなかったねぇ。その声凄い興奮すると言いながらまた肉芽を吸い膣内を太い指でかき混ぜられた。1番声が出てしまう所を重点に刺激され目がチカチカするくらいの快楽に口から出たイヤらしい声が部屋に響き渡る
「お、お願いやめて…」
「やめて?もっとじゃなくて?」
もっとって言うまでイかせてあげないよと楽しそうなシャルに歯を食いしばり動き出した指と舌に耐える様に両手を握りしめた
ふっ、ふぅ、はぁはぁ
中々頑張るじゃん
あぁぁい、い、いぁ
ビクビクと震え出した膣内からゆっくりと指を引き抜いて私の口の中に突っ込み、胸に歯を当てて甘く噛みついてくる。足の指がもじもじとして快楽に負けてしまいそうになりつつシャルを睨みつけた
そんな顔して良いのかな?
冷たく微笑まれて背筋がゾッとすると、興奮が少しおさまってきて何も出来ずにサッと目を逸らす。腰を掴まれて風呂の時よりも随分大きいシャルがズブズブと私の中に入り込んできた
奥まで入ると同時に達してしまいそうになり仰け反りながら膣が自然にキュッっと彼を包む。そして達してしまいそうになる度にゆっくりと彼自身が引き抜かれてゆく。それを何回も繰り返されて涙が出てくるとそれを見てシャルは満足そうにわらった
イキたい?
………。
イきたいですって言ってごらん
…嫌です
凄い子だなぁ。俺もけっこう限界なのに
耳の中に舌が入ってきてシャルが膣奥にゴリゴリと自身を突き立ててくる。声を出さない様に閉じていた口からまたイヤらしい声が出てくる
もう我慢出来ないと感じると涙がまた頬を流れたが、もう色々な感情よりも我慢出来なくて情けなさと惨めさを押し殺して私はシャルが抜かない様に大きな背中を両手で抱きしめた
「…あはは、俺の勝ち」
「あ、う、ふっぁぁぁ、い、イカせて…」
「…お願いしますだろ」
「ぁ、ぁ、お願い、しま、す」
最後の抵抗は彼を見ない事だったが、目を開けろと言われ目の前にある彼を見た。直視したのは初めてでは無い筈なのに何とも言えない様な表情のシャルは私をジッと見つめていて、私は何故かそこで何て綺麗なんだろうと思った
唇に入ってきた舌を受け入れてその舌を愛しい様に舐めると、シャルは一瞬動きを止めたがそのまま腰を打ちつけてくるのでそのまま果ててしまった
膣内が痙攣している様な気がしたが、その快楽の余韻
に浸っていると中に温かいものが吐き出されてシャルも動きを止めたのを最後に私はそのまま意識を失っていった
日の光で目が覚めると窓から差し込む日差しは真上にあり、昼過ぎている様だった。すーすーと聞こえる寝息の方に目を向ければ直ぐ傍らにはシャルの寝顔があった。彼が掛けてくれたのだろう、同じ毛布で寝ていた様だ
顔を見ても憎たらしく感じず、それどころが何故か不思議と愛しく思えている自分がいた。操作系って恐ろしいな何て思いながら風呂場でシャワーを浴びてサッパリとしてからキッチンに向かいゆで卵とサラダを作って珈琲を沸かしているとパンツ一丁のシャルがシャワーを浴びに風呂場に入って行くのが見えた
クロワッサンをトースターで温め、サラダと卵を乗せてプレートをテーブルに置き私は洗濯をまわして掃除機をかける
風呂から出てきたシャルはタオルを肩にかけ、下はジャージを着て椅子に座り無言で食事を始めている
こちらも何も言わずに全ての部屋に掃除機をかけていたが、何故か気になるのが視線だった。あからさまにこちらを見ていて声はかけてこない。何か言いたい事があるのか。急に謝りたくでもなったのかと思ったがあえて何も言わずにピーピーと終わりを告げた洗濯機から洗濯物を取り出しカゴに入れて晴天の庭にベランダから出た
太陽が眩しくて、焼けちゃうー何て考えながら鼻歌を歌い1つ1つシワを伸ばして干してゆく。シャルの衣類があるからか洗濯バサミが足りずに一度脱衣所に取りに行こうとくるりと回れ右をするとベランダの木のベンチに座ってこちらを見ながらタバコを吸っているシャルにビックリして飛び上がってしまう
その私の顔を見て笑ったシャルに絶で家にいるなと思わず叫んで籠を投げつけてやった
ベンチに腰をかけ、太陽の温かさを感じながら目の前で奴隷にされているにもかかわらずに鼻歌を歌いながら俺の服を干す女を見つめる
あんなに可愛げが無いと思っていたのに、昨日ちょっと背中に手を回されて抱きしめられたら何だかたまらずに嬉しくて自分はどんだけチョロいんだと泣きたくなった。くるくると楽しそうに洗濯物を干す彼女を見ながらタバコに火を付けるとこちらを急に振り返って猫の様に飛び上がった彼女に笑ってしまった
そういえば、ふとパソコンで調べた彼女の念の系統も操作系だったなーと思い出した所であれ?と首を傾げた瞬間俺の顔面には洗濯籠が命中していた
いつもこのカフェで週に3回はランチをし、珈琲三杯おかわりをして夕刻まで本を読んでいる常連だったので1ヶ月程来ていなかったら何だかいつも置いてある観葉植物達が凄く成長している様な気がした。いつもの席はとられてしまっていたから奥の2人掛けに座りハーブティーとスモークサーモンのサンドイッチを注文すると、隣の席から女の荒々しい声が聞こえ店員は目があった私に苦笑いをしながら少々お待ち下さいと言ってカウンターに戻っていった
直視はせずに横目でチラチラと隣の席の女を見れば、美しい赤茶のロングヘアをかきあげながらメイクバッチリの目を吊り上げて目の前の金髪優男に怒りをぶつけている。会話の内容からどうやら男の浮気を疑って様な話だった。してないってば。仕事で飛行機乗り継いでいたと面倒そうに男が口を開けば女はその態度に頭がきたのかグラスの水をいきなり男に勢い良く浴びせてから足早に店を去った
「つ、つめってー」
この男の一言に私は我慢の限界を超えて思わず吹き出してしまう。ぷっぶふぅと何とも情けない空気混じりの笑いが口から出れば、男はおしぼりで髪を拭きながら私の方を見た。こちらもああ、ヤバいと内心思いつつも笑いを抑えながらそちらを見ると、うさんくさそうな笑顔を貼り付けたままの男と目が合う
その瞬間に私の心臓は一度高鳴ったが、平然を装いながら鞄からハンカチを取り出して彼に渡し大変でしたね。と彼を労わる姿勢を見せる
「これも良かったら」
「ありがとう、使わせてもらうよ。見てこれ中までびちょびちょ」
白いシャツの中を覗くような仕草をした男はお礼を言いながら私からハンカチを受け取るとシャツに当てた
バクバクと高鳴る心音を静かな深呼吸で落ち着かせていると、タイミングよく店員がサンドイッチとハーブティーを持ってきてくれたので彼から目を逸らしサンドイッチにかぶりついた。バッグから携帯を取り出してゲームをしながら紅茶を飲んでいると隣の男は伝票を持ち席をたった
お腹の底から安堵しながら、ニッコリと笑顔を向けてハンカチは返さなくていいので。と軽く頭を下げると男は目を丸くした後に薄く笑い軽い口調で動揺を隠すのが下手だね、手が微妙に震えてる。俺の事知ってるのかな?と私のテーブルに片手をついた。この世の終わりなんじゃなかろうかと思いながら笑顔を貼り付けたまま良く分かりませんみたいに首を傾げると男はあははと笑いそのまま店を出ていった
身震いしながら冷めた紅茶を一気に飲み干して、心音が落ち着いたのを確認してから会計をし店を出た。いつものクッキーを持ち帰りで買うのを忘れた事に若干イライラしたが、今はもう此処を去りたくて自然と早足になりながら帰路を急ぐ
あれは別世界の人間だなとまた思い出し身震いすると、ふとちょい前にハンター試験に居たトランプを持った奇術師を思い出して同時に何も無くて良かったぁと肩の力が抜けた
念使いでも色んな奴がいるし、勿論敵対もしていないのだから誰かれ構わず襲ってくる訳でも無いが。
あの金髪筋肉はハンターサイトで見た死亡した旅団の1人に激似だった。それだけで警戒に値するのは当たり前だ
そんな事を考えながら自宅に着いた私は一度足を止め
、うっすらと窓から電気がついているのが見えて玄関のドアを開けようとしていた手をゆっくりとおろした
はてはて。絶対に電気は消して出たはずだ。一度首を傾げてから何となく嫌な予感がして持っていた鍵を使わずに音をたてずゆっくりとドアノブを開けた
カチャっと静かに空いたドアに私の全身は凍りついた
一瞬だった。自分の首元に太い腕が巻かれ後ろから両手を掴まれた。自然と呼吸を止めてピクリとも動かなくなってしまう私の右耳にふぅと誰かが吐いた息を当たりゾワりと鳥肌が立つ。さっきぶりだね。の甘い声にゆっくりと振り返ると至近距離にある金髪筋肉の顔に思わずどーも…と言ってしまった
それから直ぐに軽々と片手で荷物みたいに持ち上げられて自宅のソファに荒々しく降ろされた。白いシャツに深い色のジーンズを履いた金髪はドサリと私の横に腰を下ろして私を見つめる
「近いんですけど」
「近いねぇ、君、レイちゃんだよね?名前あってる?」
「…はい」
「この間のハンター試験合格者。師匠の名前はエンビィルだっけ?」
「……はぁ。合ってますね。それで…何か…ご用ですか?」
「俺の事知ってるの?ちょっと気になってさ、別に殺したりしないから。話せる事全部話して」
「…えーと、只ハンターサイトに載ってた死亡した旅団の1人に似ていたので警戒しただけです…」
「ああ!あの記事ってまだ見れるんだ」
「もう今は見れないと思います。とゆうか、肩に手を回さないで下さい」
「まぁいいじゃん。何だ、そうゆう事ね。嘘ついてる感じもしないし。ブラックリストハンターでもなかったから逆に凄い気になったんだよね」
肩に置かれた手がゆっくりと首に周り男の大きな手が私の首を掴む。まるで動物にでもなった気分だった。下を向いた私に彼のうすら笑いの顔が近づいてきて嫌気で目をぎゅっと瞑ると目から出ていたのであろう涙が舌で舐め上げられた様な感触にひたすら黙り耐える
「ははは、我慢してる顔可愛いね」
「…もう用事が無いのなら帰ってもらえませんか?」
歯を食いしばり強めの口調で男を見れば、へぇと一言呟いた男は一瞬で私の喉元に何かを刺した。痛みに思わずびくっと小さく飛び上がりキッっと自然に彼を睨みつける
その時、全身に鋭い痛みが走り体から力が抜けた
「えっ?な…に?」
「逆らわない方が身の為って分かったかな?」
これは無茶しても死ぬだろうし逆らったらダメだなと判断して、直ぐに分かりましたと言って静かに座り直して下を向いた。何か要求があるなら言って下さいと小さく呟くと彼はいいこいいこと頭を撫でてきて私の横に座り直した
「今仕事で調べ物をしてるんだけど忙しくて色々手が回らないんだよね。ちょっとそれ終わるまで俺の雑用係やってくれないかな?」
「分かりました。期間はどれくらいか聞いても?」
「2ヶ月はかからないと思うよ。てゆうか凄い柔軟だね。笑える」
何も言わない私に彼はシャルって呼んでと笑顔を向けてきたので、それに頷いた。頭の中では師匠に連絡しようか、またはハンター協会に連絡してとか色々考えたけれど操作されている間は多分難しいなと自分の運の無さに一度物凄い大きな溜息をつくと、それを見てシャルはお腹を抱えて笑っていた。
その日は頭に痛みが走ったのを最後に気付いたら眠っていた様で起きたら朝だった
夢だったのか?と半信半疑のままスーパーに買い出しに行ってからハンバーガーショップでランチをして帰って来たらシャルと名乗ったあの男が私の仕事部屋でパソコンを開いて作業をしていた
「おかえり、俺昼飯まだだから何か作って」
画面から目を離さずに嫁に言うような台詞を堂々と言うこの馬鹿男に腹がたったがまたあの痛みを与えられるのが嫌だったので、はいと言ってキッチンで軽食を作り渡した
それを夕方も繰り返し、夜がふけてくるといきなり仕事部屋から出て来たシャルに首を掴まれて裸にされ風呂に入れられる始末。ニコニコしているシャルの下半身を見ない様にずっと目を逸らしていた私が気に入らないのかシャワーを浴びながら強い手つきで胸を揉まれ、挿入までされた
泣かなかった私を見て薄く笑い気分が良さそうなこの男にハラワタが煮えくりかえったが悔しいので笑顔で背中にかかった性液を洗い流してから無表情で湯船につかった
そんな私を見てキョトンとした顔をしたシャルはしずかに湯船に入ってきた
勿論会話など無い
操作系なら必ず操作する時に何か道具やキーがあるはずだと考えながら先に出ますと言った私を不思議そうな顔で見てくるシャルに目も合わせずに風呂を出た
髪を乾かして仕事を簡単にこなしてベッドに横になれば、パタパタと足音がこちらに向かってきて嫌な予感がした。下着のまま寝室に入ってきて何も言わずに私を組み敷いたシャルは無表情の私の唇を舐めながら服の中に手を入れ膨らみを荒々しく揉みしだく
好きでも無い女として楽しいのかねぇと思い、つい鼻で笑うとピクリとシャルの額が一度動いた様な気がした
手は止まり、急に髪を捕まれて上を向かされた瞬間にチクリとまた頭が痛んだ。咄嗟に睨みつけた私にゲスにピッタリの笑顔を貼り付けたままシャルは静かに笑った
「何したの?」
痛かったのは一瞬。特にそこから昨日の様な変化もない
「俺1人楽しんでも仕方ないかなって。」
嬉しそうなシャルの顔を見るのは初めてだった。私のショーツに手を入れてほくそ笑みながら胸の先端をチロチロと舐め肉芽を優しく撫でてくる
そこで何やら違和感を感じた。顔が火照りお腹の奥が熱くなってきた。感度が良すぎる気がするのだ
ビクビクと腰を動かしてしまう自分が恥ずかしくて憎らしくてシャルの手から逃れようとすると、上に覆い被されて両手をがっちりと片手で掴まれた
「どーお?けっこう良いでしょ?感じてる顔はめちゃくちゃ可愛いねぇ」
「…なんで…」
「何でも操作できるって事だよ」
膣内から蜜が垂れる様に溢れてくるのが分かって、恥ずかしさのあまり目を瞑って顔を逸らすと温かい舌がぬるぬると蜜を舐めとるのが分かって、肉芽をすいあげられた瞬間に太ももを震わせながら達してしまう
あぁぁと小さく出た声は快楽に溺れた女の声だ。
20秒もかからなかったねぇ。その声凄い興奮すると言いながらまた肉芽を吸い膣内を太い指でかき混ぜられた。1番声が出てしまう所を重点に刺激され目がチカチカするくらいの快楽に口から出たイヤらしい声が部屋に響き渡る
「お、お願いやめて…」
「やめて?もっとじゃなくて?」
もっとって言うまでイかせてあげないよと楽しそうなシャルに歯を食いしばり動き出した指と舌に耐える様に両手を握りしめた
ふっ、ふぅ、はぁはぁ
中々頑張るじゃん
あぁぁい、い、いぁ
ビクビクと震え出した膣内からゆっくりと指を引き抜いて私の口の中に突っ込み、胸に歯を当てて甘く噛みついてくる。足の指がもじもじとして快楽に負けてしまいそうになりつつシャルを睨みつけた
そんな顔して良いのかな?
冷たく微笑まれて背筋がゾッとすると、興奮が少しおさまってきて何も出来ずにサッと目を逸らす。腰を掴まれて風呂の時よりも随分大きいシャルがズブズブと私の中に入り込んできた
奥まで入ると同時に達してしまいそうになり仰け反りながら膣が自然にキュッっと彼を包む。そして達してしまいそうになる度にゆっくりと彼自身が引き抜かれてゆく。それを何回も繰り返されて涙が出てくるとそれを見てシャルは満足そうにわらった
イキたい?
………。
イきたいですって言ってごらん
…嫌です
凄い子だなぁ。俺もけっこう限界なのに
耳の中に舌が入ってきてシャルが膣奥にゴリゴリと自身を突き立ててくる。声を出さない様に閉じていた口からまたイヤらしい声が出てくる
もう我慢出来ないと感じると涙がまた頬を流れたが、もう色々な感情よりも我慢出来なくて情けなさと惨めさを押し殺して私はシャルが抜かない様に大きな背中を両手で抱きしめた
「…あはは、俺の勝ち」
「あ、う、ふっぁぁぁ、い、イカせて…」
「…お願いしますだろ」
「ぁ、ぁ、お願い、しま、す」
最後の抵抗は彼を見ない事だったが、目を開けろと言われ目の前にある彼を見た。直視したのは初めてでは無い筈なのに何とも言えない様な表情のシャルは私をジッと見つめていて、私は何故かそこで何て綺麗なんだろうと思った
唇に入ってきた舌を受け入れてその舌を愛しい様に舐めると、シャルは一瞬動きを止めたがそのまま腰を打ちつけてくるのでそのまま果ててしまった
膣内が痙攣している様な気がしたが、その快楽の余韻
に浸っていると中に温かいものが吐き出されてシャルも動きを止めたのを最後に私はそのまま意識を失っていった
日の光で目が覚めると窓から差し込む日差しは真上にあり、昼過ぎている様だった。すーすーと聞こえる寝息の方に目を向ければ直ぐ傍らにはシャルの寝顔があった。彼が掛けてくれたのだろう、同じ毛布で寝ていた様だ
顔を見ても憎たらしく感じず、それどころが何故か不思議と愛しく思えている自分がいた。操作系って恐ろしいな何て思いながら風呂場でシャワーを浴びてサッパリとしてからキッチンに向かいゆで卵とサラダを作って珈琲を沸かしているとパンツ一丁のシャルがシャワーを浴びに風呂場に入って行くのが見えた
クロワッサンをトースターで温め、サラダと卵を乗せてプレートをテーブルに置き私は洗濯をまわして掃除機をかける
風呂から出てきたシャルはタオルを肩にかけ、下はジャージを着て椅子に座り無言で食事を始めている
こちらも何も言わずに全ての部屋に掃除機をかけていたが、何故か気になるのが視線だった。あからさまにこちらを見ていて声はかけてこない。何か言いたい事があるのか。急に謝りたくでもなったのかと思ったがあえて何も言わずにピーピーと終わりを告げた洗濯機から洗濯物を取り出しカゴに入れて晴天の庭にベランダから出た
太陽が眩しくて、焼けちゃうー何て考えながら鼻歌を歌い1つ1つシワを伸ばして干してゆく。シャルの衣類があるからか洗濯バサミが足りずに一度脱衣所に取りに行こうとくるりと回れ右をするとベランダの木のベンチに座ってこちらを見ながらタバコを吸っているシャルにビックリして飛び上がってしまう
その私の顔を見て笑ったシャルに絶で家にいるなと思わず叫んで籠を投げつけてやった
ベンチに腰をかけ、太陽の温かさを感じながら目の前で奴隷にされているにもかかわらずに鼻歌を歌いながら俺の服を干す女を見つめる
あんなに可愛げが無いと思っていたのに、昨日ちょっと背中に手を回されて抱きしめられたら何だかたまらずに嬉しくて自分はどんだけチョロいんだと泣きたくなった。くるくると楽しそうに洗濯物を干す彼女を見ながらタバコに火を付けるとこちらを急に振り返って猫の様に飛び上がった彼女に笑ってしまった
そういえば、ふとパソコンで調べた彼女の念の系統も操作系だったなーと思い出した所であれ?と首を傾げた瞬間俺の顔面には洗濯籠が命中していた