Journey
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たまに付けっぱなしのテレビで見かけた盗賊団のニュースとサイトや情報通から見たり聞いたりした程度だったけど詳しい事が何も載っていなくて不思議な連中だなと思っていた。
「レイはさ、何で俺達の事知ってるのに何でそんなに嬉しそうなの?」
「名前まで知ってんのかよ」
「うん。あっ、俺はシャルナークね、そんでこっちがクロロ」
聞いてねーしと言いたかったが、2人の名前は貴重な気がしたので黙って覚える事にした
「うーん、別に犯罪者って所には興味が無いんだけど調べて何も手がかりなくてどんな奴らなんだろうと思ってたから。拐われたのがへっぽこ集団よりは断然面白いなあと思っただけ」
と言った私に変な考え方だなぁとシャルナークは首を傾げた。思わず、お前らには言われたくないわと突っ込みたい衝動にかられるがここは黙っておいた
「まあ、いいや。それで何を手伝うの?何日かかるのさ」
手っ取り早く終わらせて、さっさと家に帰りたいよと手の縄を引きちぎるとクロロは特に縄にはリアクションも無く仕事の説明をはじめた
ようは、私の実家の村に用があるらしい
かなり田舎の山奥の村だが、2ヶ月くらい前から外部と交流がいきなり無くなった。たまに食料や日用品を買いに街に出てきていた村の若者も見なくなった。
何かあったんじゃないかと街で噂になっていたのでハンター達が救助に向かった。だがそのハンター達も帰ってこないで今少し世間で話題になっている
そもそも、村に入れるのは村で産まれた者のみの変わった村。それなのにハンター達は村にも入れないのに。どうして帰っては来ないのか。一体何処に行ってしまったのか。
様々な摩訶不思議に危険とみなされてそれから放置されているらしい
「全然知らなかった」
「旅団の事調べる前に実家の事普通調べない?」
呆れたようにシャルナークが口をはさむ
「いや、調べる以前にそれよりそんな事になってるなんて全く知らない」
「まあ、マイナーな情報網だからね」
「でもさ、幻影旅団がうちの村に何の用があるの?」
「禁書さ」
「そこまで知ってるんだ。やっぱり凄いね」
見直したよと言えば凄いでしょっと得意げにニッコリとシャルナークが微笑んだ
「で、頼めるか?」
「何を頼むの?禁書借りてこいって事?」
「いや、欲しい」
「あれ、金庫から出すと無くなるよ」
「どうゆう事だ?」
「消滅するって事」
「………」
黙りとしたクロロは何か考えているようで、それから一言も口を開かない
「シャルナーク、お腹すいた」
「俺もなんだよね、何か作る?」
何かあったっけなーと扉を出て行くシャルナークに続いて私も部屋をでる。出る前にチラリとクロロを見たけれど、固まって動かないので何も言われないしそのまま部屋から出る事にした。
作りからして普通のマンションのようだ
さっき居たのは仕事部屋なのかもしれない
部屋を出て廊下を歩くと生活感があまり感じられないようなキッチンとリビングダイニング。
「レイさ、何か料理出来る?」
冷蔵庫を覗きながら声をかけてくる彼の横まできて私も冷蔵庫を覗きこむ
卵と生クリームがある
「パスタある?」
「ある」
カルボナーラにしよう。
これも使ってとシャルナークが取り出したのは少ししんなりしたほうれん草
鍋やら塩やら出してきてくれた彼に、何で私がシャルナークと料理してるんだろうねと笑えば
彼は成り行き成り行きと笑っていた。
。
「レイはさ、何で俺達の事知ってるのに何でそんなに嬉しそうなの?」
「名前まで知ってんのかよ」
「うん。あっ、俺はシャルナークね、そんでこっちがクロロ」
聞いてねーしと言いたかったが、2人の名前は貴重な気がしたので黙って覚える事にした
「うーん、別に犯罪者って所には興味が無いんだけど調べて何も手がかりなくてどんな奴らなんだろうと思ってたから。拐われたのがへっぽこ集団よりは断然面白いなあと思っただけ」
と言った私に変な考え方だなぁとシャルナークは首を傾げた。思わず、お前らには言われたくないわと突っ込みたい衝動にかられるがここは黙っておいた
「まあ、いいや。それで何を手伝うの?何日かかるのさ」
手っ取り早く終わらせて、さっさと家に帰りたいよと手の縄を引きちぎるとクロロは特に縄にはリアクションも無く仕事の説明をはじめた
ようは、私の実家の村に用があるらしい
かなり田舎の山奥の村だが、2ヶ月くらい前から外部と交流がいきなり無くなった。たまに食料や日用品を買いに街に出てきていた村の若者も見なくなった。
何かあったんじゃないかと街で噂になっていたのでハンター達が救助に向かった。だがそのハンター達も帰ってこないで今少し世間で話題になっている
そもそも、村に入れるのは村で産まれた者のみの変わった村。それなのにハンター達は村にも入れないのに。どうして帰っては来ないのか。一体何処に行ってしまったのか。
様々な摩訶不思議に危険とみなされてそれから放置されているらしい
「全然知らなかった」
「旅団の事調べる前に実家の事普通調べない?」
呆れたようにシャルナークが口をはさむ
「いや、調べる以前にそれよりそんな事になってるなんて全く知らない」
「まあ、マイナーな情報網だからね」
「でもさ、幻影旅団がうちの村に何の用があるの?」
「禁書さ」
「そこまで知ってるんだ。やっぱり凄いね」
見直したよと言えば凄いでしょっと得意げにニッコリとシャルナークが微笑んだ
「で、頼めるか?」
「何を頼むの?禁書借りてこいって事?」
「いや、欲しい」
「あれ、金庫から出すと無くなるよ」
「どうゆう事だ?」
「消滅するって事」
「………」
黙りとしたクロロは何か考えているようで、それから一言も口を開かない
「シャルナーク、お腹すいた」
「俺もなんだよね、何か作る?」
何かあったっけなーと扉を出て行くシャルナークに続いて私も部屋をでる。出る前にチラリとクロロを見たけれど、固まって動かないので何も言われないしそのまま部屋から出る事にした。
作りからして普通のマンションのようだ
さっき居たのは仕事部屋なのかもしれない
部屋を出て廊下を歩くと生活感があまり感じられないようなキッチンとリビングダイニング。
「レイさ、何か料理出来る?」
冷蔵庫を覗きながら声をかけてくる彼の横まできて私も冷蔵庫を覗きこむ
卵と生クリームがある
「パスタある?」
「ある」
カルボナーラにしよう。
これも使ってとシャルナークが取り出したのは少ししんなりしたほうれん草
鍋やら塩やら出してきてくれた彼に、何で私がシャルナークと料理してるんだろうねと笑えば
彼は成り行き成り行きと笑っていた。
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