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ふと、目を開けて窓の外を見ればまだ薄暗い
近くに置いた携帯を見れば早朝の4時と表示されていた。
横には静かに寝る彰くんの寝顔
おでこに手を置けば、熱は引いていた
5月初め春とはいえど、やはり少し肌寒い。甘えん坊だとぶーたれていた先程の彼を思い出してから私も寒さを感じたくなくて
布団に潜り込んでから彼の胸に静かに顔を寄せた
スースーと静かな寝息と胸の鼓動に自然と同じような規則正しい呼吸になる
身体が暖かくなってきた頃にはゆっくりと意識は朦朧としていた。
そんな時に彰くんの身体がピクリと動く
「……あれ?」
小さく声が聞こえたけれど、私に返事をする元気は無かった。何秒かたって、ありがとうと小さく耳元で声がした。
その時にギュっと腕が回されてスッポリと抱きすくめられたような気がしたけれど、そこからは意識は無かった。
それから、夢を見た
昔の彼が出てきて 彼と一緒に住んでいる所に彰くんがやってきて
ああ、何か色んな面が彰くんのが良いな
なんてボヤボヤ考えていたら手を引かれて俺といようと言ってくれて………
バサっっと思わず身体を勢いよく起こす
あれ?私今彼氏いたっけ?彰くんはどうゆう関係で、、、とゆうかここはどこ??
ゆっくりと当たりを見渡す
転がっているバスケットボール、かけてあるワイシャツ。うちと同じ作りの部屋の構造
隣を見れば誰もいない
そういえば、看病してて寝ちゃったんだ私
ゆっくりと夢から現実に戻ってくる
長い髪をまとめてからベッドから降りるとリビングのテーブルに書き置きを見つけた
ありがとう、熱が引いたから学校に行ってきます
帰ってきたらお礼をしたいので家に行きます。彰
綺麗な字でそう書かれていた
ラップして置いておいたオニギリと卵焼き、ウインナーはテーブルには無くて。代わりに洗ったお皿だけが置いてある
朝食は食べたようだった
自分の部屋に戻ろうと思ったがこの家の鍵がない。
どうしようか、と玄関まで行くとシューズボックスの上に鍵を見つけたが浴室の戸が開けてありチラリと目に入る洗濯の山に、こんなにためれるのかと思わず笑ってしまった
昨日お粥を食べている彰くんとLINEを交換したのを思い出して、洗濯をしていいかどうかだけメッセージをする。
お願いしますの一言だけだったけれど
返事はすぐに来た
「仙道、考え事?」
友人の越野の声に画面を見てボーっとしていた俺は頭を上げた
「ああ、まぁね」
洗濯してくれてるのか、優しいな。彼女の優しさや面倒見の良さに少し嬉しくなって気持ちが表情に出てしまっていたのだろう
「仙道きもいぞ、ニヤニヤしすぎ。お前何かあったのか?まだ熱下がってねーんじゃね?」
「…彼女か?」
越野に続いて珍しく福田まで突っ込んでくる
「熱はー大丈夫。ちょっと今良いなって思ってる子がいてさ。その子から洗濯しておくねってLINE来てたからちょっと嬉しかっただけ」
携帯をポケットにしまいながら二人に説明すると越野はやっぱり女かーと言って隣に腰掛けてくる
「いいな」
福田が小さく呟いたので、俺も本当最近出会ってまだ3回くらいしか会ってないんだ
出会いなんて本当いつあるか分からないし、俺はちょっとラッキーだったよ
と軽く二人に説明する
と二人は目を丸くして身を乗り出してきた
「おい!何で3回しか会ってねーのにテメーんちで洗濯してんだよ!」
「仙道くんたら不潔よ!もうしちゃったのね!」
何で福田はオカマキャラなのか突っ込みたかったがスルーして、2人には管理人である事と風邪をひいた事、親同士が知り合いの事を簡潔に話す
「後、まだしてねーよ」このポイントもきちんと言っておく事にした。
「…ふーん、なかなか世話好きな人なんだな。雪那ちゃんて」
越野の一言にまあね。とうなづくとまだ彼女じゃねーだろ!自分の扱いすんなと一喝される
俺が愉快そうに笑うのを見ていた福田は良かったな、バスケの試合見に来てもらえよ。俺も見てみたいし
と言って席に戻っていった
まだ何も知らない
好きな事も、食べ物も、過去も
ただ何となく顔が好みで。ただ初めて一緒に食事をした時にその時間が良いなって感じた
その時間が増えたらいいなって思ったから、また一緒に飯食えたらなとか考えていた
授業が始まっても、昨日の頭を優しく撫でられる感触を思い出しては外の空を眺めていた。
。
近くに置いた携帯を見れば早朝の4時と表示されていた。
横には静かに寝る彰くんの寝顔
おでこに手を置けば、熱は引いていた
5月初め春とはいえど、やはり少し肌寒い。甘えん坊だとぶーたれていた先程の彼を思い出してから私も寒さを感じたくなくて
布団に潜り込んでから彼の胸に静かに顔を寄せた
スースーと静かな寝息と胸の鼓動に自然と同じような規則正しい呼吸になる
身体が暖かくなってきた頃にはゆっくりと意識は朦朧としていた。
そんな時に彰くんの身体がピクリと動く
「……あれ?」
小さく声が聞こえたけれど、私に返事をする元気は無かった。何秒かたって、ありがとうと小さく耳元で声がした。
その時にギュっと腕が回されてスッポリと抱きすくめられたような気がしたけれど、そこからは意識は無かった。
それから、夢を見た
昔の彼が出てきて 彼と一緒に住んでいる所に彰くんがやってきて
ああ、何か色んな面が彰くんのが良いな
なんてボヤボヤ考えていたら手を引かれて俺といようと言ってくれて………
バサっっと思わず身体を勢いよく起こす
あれ?私今彼氏いたっけ?彰くんはどうゆう関係で、、、とゆうかここはどこ??
ゆっくりと当たりを見渡す
転がっているバスケットボール、かけてあるワイシャツ。うちと同じ作りの部屋の構造
隣を見れば誰もいない
そういえば、看病してて寝ちゃったんだ私
ゆっくりと夢から現実に戻ってくる
長い髪をまとめてからベッドから降りるとリビングのテーブルに書き置きを見つけた
ありがとう、熱が引いたから学校に行ってきます
帰ってきたらお礼をしたいので家に行きます。彰
綺麗な字でそう書かれていた
ラップして置いておいたオニギリと卵焼き、ウインナーはテーブルには無くて。代わりに洗ったお皿だけが置いてある
朝食は食べたようだった
自分の部屋に戻ろうと思ったがこの家の鍵がない。
どうしようか、と玄関まで行くとシューズボックスの上に鍵を見つけたが浴室の戸が開けてありチラリと目に入る洗濯の山に、こんなにためれるのかと思わず笑ってしまった
昨日お粥を食べている彰くんとLINEを交換したのを思い出して、洗濯をしていいかどうかだけメッセージをする。
お願いしますの一言だけだったけれど
返事はすぐに来た
「仙道、考え事?」
友人の越野の声に画面を見てボーっとしていた俺は頭を上げた
「ああ、まぁね」
洗濯してくれてるのか、優しいな。彼女の優しさや面倒見の良さに少し嬉しくなって気持ちが表情に出てしまっていたのだろう
「仙道きもいぞ、ニヤニヤしすぎ。お前何かあったのか?まだ熱下がってねーんじゃね?」
「…彼女か?」
越野に続いて珍しく福田まで突っ込んでくる
「熱はー大丈夫。ちょっと今良いなって思ってる子がいてさ。その子から洗濯しておくねってLINE来てたからちょっと嬉しかっただけ」
携帯をポケットにしまいながら二人に説明すると越野はやっぱり女かーと言って隣に腰掛けてくる
「いいな」
福田が小さく呟いたので、俺も本当最近出会ってまだ3回くらいしか会ってないんだ
出会いなんて本当いつあるか分からないし、俺はちょっとラッキーだったよ
と軽く二人に説明する
と二人は目を丸くして身を乗り出してきた
「おい!何で3回しか会ってねーのにテメーんちで洗濯してんだよ!」
「仙道くんたら不潔よ!もうしちゃったのね!」
何で福田はオカマキャラなのか突っ込みたかったがスルーして、2人には管理人である事と風邪をひいた事、親同士が知り合いの事を簡潔に話す
「後、まだしてねーよ」このポイントもきちんと言っておく事にした。
「…ふーん、なかなか世話好きな人なんだな。雪那ちゃんて」
越野の一言にまあね。とうなづくとまだ彼女じゃねーだろ!自分の扱いすんなと一喝される
俺が愉快そうに笑うのを見ていた福田は良かったな、バスケの試合見に来てもらえよ。俺も見てみたいし
と言って席に戻っていった
まだ何も知らない
好きな事も、食べ物も、過去も
ただ何となく顔が好みで。ただ初めて一緒に食事をした時にその時間が良いなって感じた
その時間が増えたらいいなって思ったから、また一緒に飯食えたらなとか考えていた
授業が始まっても、昨日の頭を優しく撫でられる感触を思い出しては外の空を眺めていた。
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