真夏の恋の夢
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何だかんだ4ヶ月が過ぎ、彰との付き合いも慣れて来た。自分の仕事が在宅ワークなのでコーチをしながらもバスケのプロを目指す彰は忙しい毎日を送っていたが、時間があればいつも会いに来てくれていたので私は安心で幸せの毎日を送れていた
1週間前に彩子さんと宮城さん2人と彰が急にうちに遊びに来た。突然の来訪におもてなしもあまり出来なかったのだが出前をとり彰の昔の話や宮城さんの活躍なども聞かせて貰えてとても楽しく時間はあっとゆう間にすぎていった
その時に気になったのは2人の指輪。お揃いでしている輝く指輪に目を奪われてしまい、ちょこちょこと2人が手を動かす度に私の目は釘付けだったと思う
思い出していいなぁ。と呟いていると作業していた手が止まっているのに気付いて手を進めようとしたけれどお腹が空いてる事にも気付いてキッチンに向かうと朝に作っておいたおにぎりにかぶりついた
咀嚼しながら味噌汁を温めていると、何だか味に違和感を覚える
何か変な感じがする…腐っている訳でも無いしなんなんだろうと思ったが気のせいで済まし味噌汁とおにぎりを平らげてから作業に戻った
夕方になると携帯が鳴り、確認すると彰から外食でもどうかとの誘いだった。お腹が空いている様な空いていない様な感じと少しだけ気持ちが悪い様な感覚に風邪でもひいたかなと思い
ちょっと調子が良く無いからまたと返事をしてから買い置きしてあったスープにお湯をそそいで簡単に食事を済ませると何故かさっきまでの気持ち悪さがスーっと引いていった様な気がして不思議に思う
熱を計れば少し高い気がしたのでお風呂に入って早めに寝てしまおうと思い湯船にお湯を溜めてじっくりと浸かる事にした
溜めている間に食器を片付けていると、ピンポンとチャイムが鳴って玄関にハーイと声を掛けると俺だよと彰の声がして私は笑顔で扉を開けた
「大丈夫??熱は?…ちょっと熱いかな」
バスケをして来た帰りなのかスポーツウェアに首にタオルを巻いた彰は少しだけ心配した様な表情で私のおでこにひんやりとした手を置いた
「多分風邪だから大丈夫、今からお風呂に浸かって温まりまーす」
「良いねぇ。是非俺も一緒に」
靴を脱いでそう言いながら私の額にキスをすると、ニコリと笑ってコンビニの袋を差し出してくる
中を見れば、冷えピタにアイスにスポーツドリンクや栄養ドリンクなどが入っていて思わず嬉しくて抱き付いてしまう
何度抱きついても彰の胸に顔を埋めるのは毎回幸せで飽きないなぁとしんみり思う
「仙道様素敵」
「はいはい、そりゃどーも。それよりお風呂いこ。今日は寒くてさ足の先が冷たくて辛いんだよね」
「先に入ってて、アイス溶けちゃうからいれてくるね」
笑顔で頷いた彰に心がほっこりとしながら買って来てくれた物を冷凍室と冷蔵庫に入れると自分も脱衣所に行き服を脱いで浴室に入った
シャワーを浴びている彰に後ろから抱きつくと、背中洗って下さいなと言われ2人で身体を洗い合ってからあつあつのお湯に浸かり極楽だね、何て言って笑った
「そういえば、前に雪那にお風呂で無理させすぎて朝まで寝込んだよね。あれには俺も反省したな」
「ああ、懐かしい。そんな事も…あ、れ?」
「どうしたの??」
「あの時ってどれくらい前??」
「うーん。覚えてないけどまだ夏だった気がする。牧さん達と試合した日だったし。それがどしたの?」
「……私あれからずっと生理来てない…」
「…えっ??」
「ど、どうしよう。あんまり不定期だから忘れてたし、何かそういえばちょっと前から胃がムカムカしたりはしてたけど風邪だと思ってた…」
顔が青くなっていく私とは逆にみるみる瞳が輝いて笑顔になっていく彰に私はハハハとから笑いをすると、やったーと何故かガッツポーズをしてから私をキツく抱き締める彰に不安がスポンと抜け落ちて私もついついつられて笑ってしまった
「男の子だったらバスケ一緒にしたいし、女の子だったらお父さんと結婚するって言われたい」
「ふふっ、何か彰も普通の人なんだね」
「父親になるのが夢だったからね。明日は休むから朝に婦人科に行こうか」
「えっ?来てくれるの?」
「俺の事でもあるからさ」
彰の言葉に少し感動してしまって、私が少し涙ぐむと泣くなよと言って体を優しく抱き締められてお腹をさすられた
「うん、やっぱり前よりお腹が膨らんでる気がする」
「うーん、いつからお腹が出るのか分からないけど太っただけかもよ」
なんだーとションボリした彼の頭を撫でながら、私もついにお母さんかと思うと嬉しさでいっぱいになった
お風呂からあがりアイスを食べていると、ずっと携帯を見ている彰は病院を探してくれている様だった
麦茶を注いでからお握りを3つほど作り彰に渡すと、さっき牛丼食べて来たんだよと言いながらペロリと全部平らげてしまう
食べ終わると携帯の画面を私に見せつつ、ここから歩いて10分の駅前にある婦人科に行こうと言ってくれた
「予約とかとるのかな?」
「いや、大丈夫みたい。朝早く行けば直ぐに見てもらえるんじゃないかな」
「うーん。意外に時間かかるからなー。病院て」
「まぁ、楽しみだからワクワク待ってようよ」
「もし、してたらけっこう直ぐ産まれちゃうかも。私が気付くの遅かったから」
「うんうん、あっ、そういえばこのマンションの最上階は4LDKじゃなかった?そこに引っ越そうか?他の所に越すより体辛くないでしょ?エレベーターもあるし」
「ええ?高いんじゃない家賃。不安なんだけど…」
「お金の事は俺に全部任してくれて良いよ、とりあえず5体満足で元気な子が産まれるようにお母さんには沢山食べて健康でいてもらわないと」
「彰…」
何だか、この人と一緒にいれて本当に幸せなんだなって思った。携帯でベビーベッドを買おうとしている彰は今まで見た中でバスケをしている時くらい顔がイキイキしていた
そうだと言っていきなり立ち上がり親に報告してくるとソファから立ち上がった彼にまだ出来てるかも分からないからと宥めるとそれもそうかと言って座るが何だかソワソワしているみたいで落ち着きが無い
「今日は早めに寝ようか」
「ああ、そうだね雪那はもう眠い?」
「うーん。まだ9時だもんね、映画でも見る?」
「いや、たまにはゆっくり早く寝よう。体もまだ温かいしね」
明日の事を考えると眠れるかなと少し不安になったが
彰がこの調子なので何だか自分が少しクールダウンしてきて落ち着いてしまう
珈琲でも淹れるねと立ち上がると、珈琲は駄目だよと言って今お茶淹れてあげるから座っててとキッチンに向かう彰
そんな彼の姿を見ながらまさか高校の時の先輩と子供が出来て家庭を持つなんて夢にも思わなかったなとぼんやり思う。
もし出来ていたら両親に報告して、友達にも知らせたい、彩子さん達にもと想像するとワクワクが止まらなくて彰も今こんな感じなのかなとまだいるか分からないのに無意識にお腹を摩っていた
「おめでたですね、もう17週目ですよ」
「…本当ですか?」
「えっ?はい。もうしっかりと形が見えますよ」
何だか不思議な感じで本当ですか?と聞き直してしまった自分が少し恥ずかしい。写真を見せてもらうと実感を感じて少しうるっとしてしまった
「つわりは大丈夫ですか?」
「全然分からなかったのですが、少し胃がムカムカする程度だったので薬は一度も飲まなかったんです。本当良かった…」
優しい笑顔で先生は色々詳しく教えてくれて、写真も貰いお礼を言って診察室を出ると待ってましたと言わんばかりの彰が椅子から立ち上がった
「はい、写真だよ。パパさん」
そう言って写真を見せると無言でマジマジと写真を見つめている。私と一緒で写真を見つめる目がうるうるしている彰の腕にそっと頭を擦り寄せると大きな手が私の肩を抱いた
1週間前に彩子さんと宮城さん2人と彰が急にうちに遊びに来た。突然の来訪におもてなしもあまり出来なかったのだが出前をとり彰の昔の話や宮城さんの活躍なども聞かせて貰えてとても楽しく時間はあっとゆう間にすぎていった
その時に気になったのは2人の指輪。お揃いでしている輝く指輪に目を奪われてしまい、ちょこちょこと2人が手を動かす度に私の目は釘付けだったと思う
思い出していいなぁ。と呟いていると作業していた手が止まっているのに気付いて手を進めようとしたけれどお腹が空いてる事にも気付いてキッチンに向かうと朝に作っておいたおにぎりにかぶりついた
咀嚼しながら味噌汁を温めていると、何だか味に違和感を覚える
何か変な感じがする…腐っている訳でも無いしなんなんだろうと思ったが気のせいで済まし味噌汁とおにぎりを平らげてから作業に戻った
夕方になると携帯が鳴り、確認すると彰から外食でもどうかとの誘いだった。お腹が空いている様な空いていない様な感じと少しだけ気持ちが悪い様な感覚に風邪でもひいたかなと思い
ちょっと調子が良く無いからまたと返事をしてから買い置きしてあったスープにお湯をそそいで簡単に食事を済ませると何故かさっきまでの気持ち悪さがスーっと引いていった様な気がして不思議に思う
熱を計れば少し高い気がしたのでお風呂に入って早めに寝てしまおうと思い湯船にお湯を溜めてじっくりと浸かる事にした
溜めている間に食器を片付けていると、ピンポンとチャイムが鳴って玄関にハーイと声を掛けると俺だよと彰の声がして私は笑顔で扉を開けた
「大丈夫??熱は?…ちょっと熱いかな」
バスケをして来た帰りなのかスポーツウェアに首にタオルを巻いた彰は少しだけ心配した様な表情で私のおでこにひんやりとした手を置いた
「多分風邪だから大丈夫、今からお風呂に浸かって温まりまーす」
「良いねぇ。是非俺も一緒に」
靴を脱いでそう言いながら私の額にキスをすると、ニコリと笑ってコンビニの袋を差し出してくる
中を見れば、冷えピタにアイスにスポーツドリンクや栄養ドリンクなどが入っていて思わず嬉しくて抱き付いてしまう
何度抱きついても彰の胸に顔を埋めるのは毎回幸せで飽きないなぁとしんみり思う
「仙道様素敵」
「はいはい、そりゃどーも。それよりお風呂いこ。今日は寒くてさ足の先が冷たくて辛いんだよね」
「先に入ってて、アイス溶けちゃうからいれてくるね」
笑顔で頷いた彰に心がほっこりとしながら買って来てくれた物を冷凍室と冷蔵庫に入れると自分も脱衣所に行き服を脱いで浴室に入った
シャワーを浴びている彰に後ろから抱きつくと、背中洗って下さいなと言われ2人で身体を洗い合ってからあつあつのお湯に浸かり極楽だね、何て言って笑った
「そういえば、前に雪那にお風呂で無理させすぎて朝まで寝込んだよね。あれには俺も反省したな」
「ああ、懐かしい。そんな事も…あ、れ?」
「どうしたの??」
「あの時ってどれくらい前??」
「うーん。覚えてないけどまだ夏だった気がする。牧さん達と試合した日だったし。それがどしたの?」
「……私あれからずっと生理来てない…」
「…えっ??」
「ど、どうしよう。あんまり不定期だから忘れてたし、何かそういえばちょっと前から胃がムカムカしたりはしてたけど風邪だと思ってた…」
顔が青くなっていく私とは逆にみるみる瞳が輝いて笑顔になっていく彰に私はハハハとから笑いをすると、やったーと何故かガッツポーズをしてから私をキツく抱き締める彰に不安がスポンと抜け落ちて私もついついつられて笑ってしまった
「男の子だったらバスケ一緒にしたいし、女の子だったらお父さんと結婚するって言われたい」
「ふふっ、何か彰も普通の人なんだね」
「父親になるのが夢だったからね。明日は休むから朝に婦人科に行こうか」
「えっ?来てくれるの?」
「俺の事でもあるからさ」
彰の言葉に少し感動してしまって、私が少し涙ぐむと泣くなよと言って体を優しく抱き締められてお腹をさすられた
「うん、やっぱり前よりお腹が膨らんでる気がする」
「うーん、いつからお腹が出るのか分からないけど太っただけかもよ」
なんだーとションボリした彼の頭を撫でながら、私もついにお母さんかと思うと嬉しさでいっぱいになった
お風呂からあがりアイスを食べていると、ずっと携帯を見ている彰は病院を探してくれている様だった
麦茶を注いでからお握りを3つほど作り彰に渡すと、さっき牛丼食べて来たんだよと言いながらペロリと全部平らげてしまう
食べ終わると携帯の画面を私に見せつつ、ここから歩いて10分の駅前にある婦人科に行こうと言ってくれた
「予約とかとるのかな?」
「いや、大丈夫みたい。朝早く行けば直ぐに見てもらえるんじゃないかな」
「うーん。意外に時間かかるからなー。病院て」
「まぁ、楽しみだからワクワク待ってようよ」
「もし、してたらけっこう直ぐ産まれちゃうかも。私が気付くの遅かったから」
「うんうん、あっ、そういえばこのマンションの最上階は4LDKじゃなかった?そこに引っ越そうか?他の所に越すより体辛くないでしょ?エレベーターもあるし」
「ええ?高いんじゃない家賃。不安なんだけど…」
「お金の事は俺に全部任してくれて良いよ、とりあえず5体満足で元気な子が産まれるようにお母さんには沢山食べて健康でいてもらわないと」
「彰…」
何だか、この人と一緒にいれて本当に幸せなんだなって思った。携帯でベビーベッドを買おうとしている彰は今まで見た中でバスケをしている時くらい顔がイキイキしていた
そうだと言っていきなり立ち上がり親に報告してくるとソファから立ち上がった彼にまだ出来てるかも分からないからと宥めるとそれもそうかと言って座るが何だかソワソワしているみたいで落ち着きが無い
「今日は早めに寝ようか」
「ああ、そうだね雪那はもう眠い?」
「うーん。まだ9時だもんね、映画でも見る?」
「いや、たまにはゆっくり早く寝よう。体もまだ温かいしね」
明日の事を考えると眠れるかなと少し不安になったが
彰がこの調子なので何だか自分が少しクールダウンしてきて落ち着いてしまう
珈琲でも淹れるねと立ち上がると、珈琲は駄目だよと言って今お茶淹れてあげるから座っててとキッチンに向かう彰
そんな彼の姿を見ながらまさか高校の時の先輩と子供が出来て家庭を持つなんて夢にも思わなかったなとぼんやり思う。
もし出来ていたら両親に報告して、友達にも知らせたい、彩子さん達にもと想像するとワクワクが止まらなくて彰も今こんな感じなのかなとまだいるか分からないのに無意識にお腹を摩っていた
「おめでたですね、もう17週目ですよ」
「…本当ですか?」
「えっ?はい。もうしっかりと形が見えますよ」
何だか不思議な感じで本当ですか?と聞き直してしまった自分が少し恥ずかしい。写真を見せてもらうと実感を感じて少しうるっとしてしまった
「つわりは大丈夫ですか?」
「全然分からなかったのですが、少し胃がムカムカする程度だったので薬は一度も飲まなかったんです。本当良かった…」
優しい笑顔で先生は色々詳しく教えてくれて、写真も貰いお礼を言って診察室を出ると待ってましたと言わんばかりの彰が椅子から立ち上がった
「はい、写真だよ。パパさん」
そう言って写真を見せると無言でマジマジと写真を見つめている。私と一緒で写真を見つめる目がうるうるしている彰の腕にそっと頭を擦り寄せると大きな手が私の肩を抱いた