ボツネタ
今日は初めてほのちゃんとホテルが同部屋になった
知った時から何となく意識はしてたけど、
「あ、の…今度同部屋やんね。あのっ…リベンジ、するから」
顔は真っ赤で歯切れの悪い言い方だったけど
なにか決心したような顔をしていた
そして当日
今日の為にダイエットもしたし、
スキンケアとかも、凄い凄い気合を入れて、した。
下着…も…初めて、ちゃんと選んだ。
次こそは、失敗したくない
何度かそういう雰囲気になったけど、
ほのちゃんがヘタレたり
私がほのちゃんの緊張でガチガチな姿にツボっちゃったりで
未だに上手く…先に行けてない、
だから、こそ、、今日こそは、
無事に仕事を終えて
バスに乗りみんなでホテルへ
もちろん隣はほのちゃんで
ほのちゃんも緊張してるのか
お互いに無言
バスが着くと
いこっか、
そう言って私の手を握って
少しぎこちないけど
私大好きな優しい笑顔に
ドキドキしちゃって…
どうしよ。今日は私がヘタレちゃうかも。
なんて考えてるとあっという間に部屋前についてて、
いよいよだ、って身構えて中に入ると
急に腕を引っ張られて、
「え、ほのちゃ、んっ」
「ん……ご、ごめん、我慢できなくて、」
「う、ううん、へーき。」
少し強引なほのちゃんにドキドキして
顔が真っ赤になってるのが分かる
上手くほのちゃんの顔が見れなくて
俯いてると
優しく抱きしめながら背中をさすって
「ひぃちゃん、好き。」
「わ、私も。好き…///」
「ンフフッかわいい」
「なんか、今日のほのちゃん、余裕な感じだね」
「余裕なんてないよ、今にもヘタレちゃいそうなくらいドキドキしとる」
「私も…ドキドキしてる、、、でも、今日は、」
「うん?」
「ヘタレ、ちゃ…だめ、だからね。私も笑わないようにするから、」
「可愛いすぎやろ、///」