ボツネタ
自宅のソファーで寝っ転がりながら雑誌を見ていたら
さっきまで傍で座って小説を読んでいたねるが
急に私の上に跨ってきて
「運命の人って信じる?」
って…今?って思ったけど
凄い真剣な顔で言うもんだから、言わずに飲み込む。
「ん〜。運命の人かぁ〜…でもどうして急に?」
「最近、ねるの運命の人は理佐だったんだねっていわれて」
「うん」
「嬉しかったんやけど、いや。違うって思ったの」
「え、ショックなんだけど、」
「いや、そういうことじゃなくて。
運命とかって引き寄せられて自然とって感じするけど、
ねるたちも確かにお互いに引き寄せられて出会ったけど
好きになって付き合ってって、するのに運命なんて言葉で片付けられんくらい努力してって、、、なに?」
「いや、そんなに真剣に考えてくれたんだなぁって」
「んんん。なんか気になっちゃって」
「ンフフッ確かにだいぶ努力したね」
「ほんとだよ〜りっちゃんヘタレすぎ」
「そんなとこも好きなくせにー」
「もー、好きやけど〜いつのまにそんな生意気になったとー?」
「えー?いつだろ〜?」
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