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渡邉家



「おはよう」



朝ごはんを作ってると

ぎゅっと

後ろから抱きしめて
肩に顎を乗せてくる旦那さま



「ンフフッおはよ」

「あー」



声を出して口を開けて
つまみ食いさせろとアピールしてくる

今日は甘えん坊さんだなぁ
なんて思いながら
可愛いくてついつい甘やかしてしまう



「ふーふー、はい」

「んっ、うまい」

「よかった〜」

「あー」

「もうあげんよ〜」

「あとちょっとくらいいいじゃん」

「だめだめ、保乃が少ないって怒るけん」



なら仕方ないか〜なんて言いながら
時間を確認をしてる

そろそろ2人が起きる時間だ



「んんんんー。今のうちにねる独り占めしとこ」

「ンフフッくすぐったか」

「えー、じゃひっつくのやめとく?」

「いや、ひっついとって?」
「ふふ、私の奥さん可愛いすぎ」



朝から甘々な理佐が可愛いくて
振りむいて、少しだけ背伸びをして



「んっ、びっくりした。」



なんて照れる理佐が可愛いくて
首に腕を回す



「ンフフッりっちゃん顔真っ赤やね」

「〜っ、ねぇ。ちょっとだけなら、」

「だーめ、2人が起きる」




不貞腐れながらも
服に手を入れようとする理佐をつねると
後ろから可愛らしい足音が聞こえてきた




保「んん、おはよ、」




眠たい目を小さな手で擦ってるうちの長女

理佐と同じとこに寝癖を付けてる
可愛いい、



ね「ンフフッおはよ〜ほのちゃん〜」
保「ままぁ、おはよぉ」



抱っこして頬をスリスリすると
にまぁっと笑ってくれる

可愛いすぎる。



保「パパ、お手手、いたいいたいの?」
理「保乃ぉ〜ママがねパパに悪いことしたの〜」



痛そうにつねられた所をさすってた理佐をみて
心配そうに首を傾げる保乃ちゃんに
デレた顔で寄って慰めてもらおうとする理佐

悪いことしたって、りっちゃんやんか



ね「違うったい、パパが悪いことしたと」
理「あれは可愛いねるが悪いの」
保「んふふ」



私たちのやり取りが面白かったのか
小さなお手手で口を隠して笑っている

なにが面白かったんやろうかと理佐の方を見ると
理佐も同じようなことを思った様で目が合うと


保「きょーも、パパとママ仲良しやぁ
   ほのちゃん、パパとママ仲良しうれしいっ!」
ね「、、、可愛い!」
理「ぐぅっ…!」



そんな長女の可愛いさにやられてると
子供部屋の方から鳴き声がして
保乃はそれに気づいて子供部屋までダッシュ



保「ひぃーちゃーん!」
ね「あ、るんちゃん起きたね」
理「だね、保乃足速すぎ」
ね「ンフフッるんちゃん大好きやもんね」
理「ひかるも保乃大好きだよね」
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