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なんだか意識をし始め
あなたを好きだと気づいて
あなたに思いを伝えて
随分と時間が経った
はずなのに
貴方への想いはそのまま変わることなく
毎日のように私の心を蝕む
諦めようって何度も思ったし
何度も諦めようと行動した
でも。あなたは
「りっちゃん」
全てを見透かしたように
離れようとする私を掴むのではなく
私はあなたから離れられないんだと教えるように
目の前に手を差し伸べる
「ねる。好きだよ、」
「うん、ありがとう」
いつまで経っても一方通行の想いは、
この恋の終わりは、
「理佐、おいで」
「ん。」
きっと、来ない。
ギシッ…
「ふふ、ねぇ…理佐……もっと…愛して、」
「っ、ねる、」
あなたが私を必要としなくなるまで、
あなたを愛させてください。