渡邉家
それから遊んだり
休憩に入ったねるママと少しだけ電話して
ご飯も残さず食べてくれて
ようやくお昼寝の時間になるも
保乃ちゃんに避けられっぱなしの理佐パパ
理佐「絵本決まった?」
ひかる「ひぃちゃん、これがいいっ」
理佐「保乃は?」
保乃「…ほのいい、ひぃちゃんのにしよ?」
寝る前の絵本タイム
保乃ちゃんのリクエストを聞くもやっぱり避けられてしまいましたが、保乃ちゃんは本棚をじっと見つめたままなのが気になった理佐パパ
理佐(確か、保乃はあの絵本好きだったよな、)
ひかる「ぱぱー、はやくー」
理佐「んー、ひかる
今日はこの絵本にしようか」
保乃「それ、」
理佐「保乃この絵本好きだったよね、
ほら〜お布団の中入ってー?早くしないと読んじゃうぞ〜」
2人がしっかり布団に入ったのを確認して
懐かしいなぁ、なんて思いながらゆっくり読み進めていくと
可愛い寝息が聞こえてきました
理佐(寝たかな、)
2人がしっかり寝たのを確認して
頭を撫でて頬にキスをして
ねるが帰ってくるまでに家事を済ませようと立ち上がりキッチンに向かうと
保乃「…ぱぱ」
理佐「あ、ごめんね、起こしちゃったかな」
保乃「…」
理佐「ママはあと少しで帰ってくるからね、
お昼寝して起きたらママ居るから、 」
そう言って目を合わせてくれない保乃の頭を撫でると
グイッとズボンの裾を引っ張られたので
どうした?と目線を合わせるようにしゃがむと
やっぱりプイっと顔をそらされてしまって
またまたショックを受ける理佐パパ
保乃「…あのね…」
理佐「ゆっくりでいいよ」
保乃「うん……あの…ね、ぱぱ、」
理佐「うんうん」
保乃「…ほの…ぱぱのこと…や、じゃないよ…」
理佐「!!」
チラチラとこちらを見ながら恥ずかしそうに言う保乃ちゃんに
可愛いすぎる…!とカメラを向けたくなるのを抑えて
理佐「パパ、保乃のこと大好きだよ」
保乃「…」
理佐(え。プイってされた、え、)
保乃「ぱぱは…ひぃちゃんのがすきやろ…?」
理佐「パパは保乃もひかるも同じくらい大好きだよ!」
保乃「でも、でも、」
理佐「?」
保乃「…ぱぱ、ひぃちゃんばっかりやもん…」
理佐「っ、」
そっか、構ってくれなくて拗ねてたのか…!
なんて可愛いんだ。天使かな?
と親バカを爆発させていると
何も言わないパパが不安になったのか
服の袖をグイグイ引っ張って、
保乃「ほのも…ぱぱとあそびたい、
ごはんも…おいしかったよ、」
理佐「保乃…!」
保乃「わぁっ、びっくりしたっ」
理佐「可愛い可愛い、
ごめんね、いっぱい遊ぼうね!
保乃大好きだよぉぉ、パパ保乃に嫌われたかと思って
悲しかったんだぁ〜、よかったぁ、保乃ぉぉ」
保乃「んふふ、ほのも ぱぱ すきっ」
理佐「…………可愛い!!」
保乃「ぱぱ、ちょっとうるさい」
理佐「いいの、保乃が可愛いくて大好きってことを
いっぱい伝えたいから、いいの」
保乃「んん、はずかしいよぉ、」
理佐「可愛い〜保乃ちゃん可愛いね」
保乃「もぉ…おひるねするっ」
理佐「パパと一緒に寝よ!
ぎゅーして寝ようね!」
保乃「ほの、ひぃちゃんとぎゅーする」
理佐「パパは2人ぎゅーするね!」
ガチャ
ねる「りっちゃんはしゃぎすぎw」
保乃「あ!まま!!おかえり!!」
理佐「ねる〜保乃がパパ好きって!」
ねる「んふふ、ただいま〜よかったね」
理佐「パパとお昼寝しようね〜」
保乃「もぉ〜」
ねる「んふふ、保乃ちゃん嬉しそう」