渡邉家
ねる「もうっ、かわいいくてさぁぁ、
その後そこだけ聞こえてた保乃ちゃんがひみつってなに?!って怒って ひかる大変そうだったよ〜
ふふ、保乃ちゃん結局教えて貰えなくて拗ねてねるに引っ付いてたんよ?可愛いでしょ!」
理佐「ふーん」
ねる「なにー?子供たちの話してるのに反応薄いったい
珍しい…なに。浮気ですかー?」
理佐「いや、違うから
確かに可愛いけどさ、ひかるのやつ…裏切ろうとしてやがる、」
ねる「ん?裏切り?」
理佐「いや。なんでもない
で、ひかるは指輪作ってたの?」
ねる「なんかねるにも保乃ちゃんにも見つからんようにコソコソ作ってたよ、完成したってニコニコ笑顔で報告はしてくれたけど」
理佐「ふーーん、」
ねる「もう、なに?
絶対なんかあるとやろ、ねるに隠してること」
理佐「…私とひかるだけのひみつです」
ねる「ねるは教えたばい!りっちゃんだけずるか!」
理佐「んー…言いません。言えません。」
ねる「なんね、女の話?なに、いいから教えて」
理佐「女…うーん、女性の話…ではあるかな」
ねる「理佐」
理佐「だめです。言えません。」
ねる「もういいったい
ねるは子供たちの部屋で寝るもん、りっちゃんは1人ね」
理佐「嫌だし、言いません。」
ねる「りっちゃんのこと嫌いになる」
理佐「…言いません。」
ねる「んー…理佐ぁ、」
理佐「っ………ん"〜っ………言えません。その目やめて、お願い。」
ねる「りっちゃんのケチっ」
そして次の日の朝
ねる「ん…ん〜……ん?」
頬に違和感を感じて目が覚めたねるさん
すぐ隣を見ると楽しそうに頬をつっつく理佐が
理佐「ふふ、おはよう」
ねる「え…おはよう…先に起きてるなんて珍しい…
今日お休みだったよね…?」
理佐「休みだよ」
ねる「…やっぱり浮気、」
理佐「ふふ、違うってば
ひかるに約束は守らなきゃいけないんだよって忠告するためだよ」
ねる「ふーん。」
理佐「拗ねないでー」
少し雑にねるの頭を撫でると
その手を掴まれて
理佐「いてっ、噛むことないじゃん、」
ねる「隠し事するりっちゃんが悪か、嫌い」
キッと理佐を睨んで布団の中に潜ってしまいました
理佐は困ったように笑い
強引に布団を剥がして
やだやだと抵抗するねるを抑えつけます
「ンッ…やだっ」
「ふふ」
「ンッ、ちょっ、りさっ」
「ひみつ、後で教えてあげるから」
「……絶対、?」
「絶対、だから嫌いとかケチとか言わないで」
「ん…言わない、好き…嫌いって言ってごめん、」
「ふふ、可愛い」
「…りっちゃん手の動きが怪しかけど、」
「ん〜…仲直りしようかなぁと思ってさぁ」
「ンッ、別に喧嘩してた訳じゃ、それに朝やけんっ、」
「嘘つき、押し倒された時から期待してたでしょ、ほら、」
「…りっちゃんのばか」
「可愛いなぁ、もう、」
「ん、まって、ぎゅってして、」
「っ、可愛いすぎ、」