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次は守屋茜と菅井友香の部屋の予定だったが
立て続けにとんでもない場面に出くわしたせいか
嫌な予感がするので一人部屋である渡邉理佐さんの部屋を訪れることになった2人
松田「やっと寝起きドッキリっぽくなってきたね」
武元「ほんまにね、ここでビシッと決めんとお蔵入りになるで」
松田「だよね。こんなに頑張ってるのにお蔵入りとか絶対嫌」
武元「うん、頑張ろう、じゃカメラ回すで?」
松田「ん"ん"。おけ、いいよ」
松田「はい、私は今ですね〜
なんと、渡邉理佐さんのお部屋の前に来ています!
さっそく中に入ってみましょう!」
武元「はい、用意されてるカードで中に入っていきまーす」
ガチャ…
松田「失礼しまーす…おお。渡邉さんの部屋なだけあって
やっぱり綺麗ですねぇ、」
さっそく中に入り
土生さんたちの時みたいに服が散乱してないことにひと安心して奥へ進んでいきます
武元「洗面所もすごい綺麗ですね」
松田「流石だね〜、
(行為の痕跡はないな。よし。)」
綺麗好きな渡邉さんの部屋なだけあって
しっかり整理されてて特に突っ込むところがなく、
武元「さっそく起こしに行きますか
(ちゃんと終われそう、良かったぁ、)」
松田「ちょと怖いね、嫌われたくないなぁぁ。」
武元「大丈夫大丈夫、
中途半端に行くより思いっきりやれば怒られんって」
松田「だよね、そうだよね。どうしようか、」
どういう風に起こそうか2人で相談してると
ベッドの膨らみがモソモソと動き始めました
「ん…んん…」
松田「やばいやばい、」
武元「しーっ、」
焦る松田の口を武元が手で塞いぎますが
モソモソと動く先輩は完全に起きてしまったらしく
松田(どうしようどうしようどうしよう)
武元(頼む2度寝してくれ!)
「んん。んー……おかえり、、」
松田「え。」
武元「嘘。」
ねる「ん…?…あれ。理佐じゃない、、、え。待って。嘘、」
ガチャ
理佐「ねるー、ごめんお待た……………どういう状況、?」
ベッドから出てきたのは卒業したはずのねるさん
チラッと綺麗な肩が見えるあたり服は来てない様子
そして、後ろから現れたのは
寝ているであろうと思っていた先輩で。
状況が掴めず固まる2人
松田「えっと、」
武元「…………」
理佐「とりあえず、カメラ止めてくれる?」
松田「は、はい!!」
理佐「それとデータ全部消して、燃やして」
武元「もやす?!」
理佐「ん?当たり前でしょ。
ねるの素肌見ていいのは私だけなんだから
出来るなら2人の記憶からも消して欲しいくらいなんだけど」
ねる「りっちゃん、後輩いじめないの」
理佐「いじめてなんかない。」
すごい真顔で言う渡邉さんにビビる2人を他所にねるさんは
ムッと拗ねた顔をして守るようにの前に立つ渡邉さんを自分の方に向かせます
ねる「ねるのとこなんて多分映ってなか」
理佐「…わかんないじゃん」
ねる「映っとっても寝ぼけた顔やけん、体は絶対映っとらん」
理佐「寝ぼけた顔もやだ。」
ねる「ふふっ、りっちゃんは独占欲強かね」
理佐「…嫌?」
ねる「可愛い。嫌なわけないやん
そういうとこも好き」
ねるさんの言葉に顔を赤くして
その顔を見られないようにぎゅーっと抱きつきます
松田(え。なにこの空気。どうしたらいいの)
武元(めちゃくちゃ目の前でイチャついてんじゃん。)
そんな2人をなんとも言えない顔で見ていると
抱きついてる渡邉さんの背中を優しく撫でるねるさんが
2人に口パクで帰りな、ごめんねと伝えてくれて
2人は渡邉さんがねるさんに夢中な内にゆっくりと部屋から出ます
ガチャン…
武元「…」
松田「…」
武元「…お蔵入りのがいいね」
松田「放送出来るわけないもんね」
武元「私たち何してたんだろう。」
松田「仕事……一応。」
ーーーーーーー
朝
理佐「2人ともおはよう」
松田「?!おはようございます!!!」
武元「?!おはようございます!!!」
理佐「おお。朝から元気だね」
松田「いやいやいや!!」
武元「通常運転です!!」
理佐「あ、ねぇ、データ燃やしたよね?」
松田「は、はい!!!!」
武元「燃やしました!!!!」
理佐「ふふっ良かった。あー…2人の記憶からも消しといね。」
武元「承知しました!!!!!」
松田「もちろんです!!!!!」
二度とこの仕事を受けないと誓う2人でした。