いのかりん🦒🎐
いのかりん
何ヶ月かに1回凄い甘えたくなる時期が来る
その時期になると本当に同一人物なのか?と疑いたくなるくらい甘えたさんになる
梨「動くでー」
夏「ん。」
梨「座ろっか」
夏「ん。」
ええ。このように
私に引っ付いて離れなくなるんです。
どこに行くにしても引っ付いて離れなくて
離れようとすると
夏「…やだ…」
梨「大丈夫、すぐ戻るから」
夏「やだ。」
お目目をうるうるさせてやだって言われてしまう。
いつもならそんな甘えたさんが可愛いすぎて
梨「甘えたになったん?可愛ええなぁ」
夏「ん。」
梨「認めたw可愛ええ〜よしよし〜っ」
夏「ンフフッ…くすぐったい」
って、優しく背中を擦りながらギューってしたり
頭を撫でたりして甘やかしてあげるところなんやけど。
その甘えたさんになるのはいつも泊まりの時とか、2人の時なのに。
松「そしたらさぁ」
武「いやいや、それは盛りすぎだって」
梨「あははっ」
楽屋でいつものようにくだらいことで盛り上がってる時
ツンツンと袖を引っ張られてた気がして振り向くと
夏「…」
寂しそうな顔で目に涙をうっすら溜めてる夏鈴が立ってた
慌てて抱きしめると
肩に顔を埋めてぎゅっと抱き締め返してきた
これはもしかして…
梨「…甘えたさんになっちゃったん?」
夏「ん。」
梨「…楽屋やで?」
まさか拒まれると思ってなかったのか
ビクッと反応して
さっきより涙をいっぱいに溜めて、
夏「……やだ…?」
うっ…その顔に弱いって知っててやってるやろ、
って言いたくなるのを飲み込む
梨「嫌ちゃうで?ちょっと、みんなに見られるの恥ずいなって、」
夏「…じゃ…我慢する。」
梨「え、大丈夫大丈夫
ちょこっと恥ずかしかっただけだから!
ね?だから大丈夫、ほらおいで?」
夏「んん…」
梨「梨名は夏鈴に甘えてもらいたいなぁ」
夏「んん。」
梨「ほーら、梨名が寂しいからギュッてしてや」
夏「ンフフッ…えへへ…寂しかったの?」
梨「うんうんっ、寂しかったで〜っ」
そっかぁ、ならぎゅーせないかんなぁ
ってなんでかドヤ顔で抱きついてきた
いや、可愛すぎるやろ
周りにメンバーも居る中でこうやって引っ付くのは
普段滅多にないし
ましてやこの甘えたモードになってるのは当然初なわけで、
松「夏鈴…ちゃん…だよね?」
武「……信じられん」
田「え、双子の片割れとかちゃうやんな?え、本人やんな?」
皆驚きすぎて可笑しな顔になっとる
そりゃ驚くやんなぁ
普段なら引っ付いてもすぐ離れるし
こんなに甘ったるい声出すタイプじゃないし
梨「ふふっ、皆驚いてるなぁ」
夏「…恥ずかしい…?離れる…?」
梨「離れんよ、甘えたの夏鈴可愛いくて好きやで?
だから好きなだけ甘やかしてあげる」
夏「ンフフッやったぁ」
梨「ほんまに可愛ええなぁ〜よしよし〜っ」
夏「ンフフッくすぐったい」
梨「嬉しいくせに〜」
夏「えへへ、嬉しい。」
梨「もう、可愛ええなぁ〜!」
武「…口から砂糖でそう」
森「私は練乳出そう」
平「私の夏鈴ちゃんがぁ…!」
田「いや、ちゃうやろ」
関「2人とも可愛い」
山「………」
松「あ、天ちゃんは見ちゃダメ!」
楽屋をとんでもなく甘ったるい空気にするいのかりんでした