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森田村(ほのるん)













「…付き合ってほしい」








楽屋で仮眠を取っていたら


頭を撫でられて、ひぃちゃんかな、と顔をあげると


愛おしそうな顔で頭を撫でるひぃちゃんがいて




やっぱりひぃちゃんか、今日も可愛いな、




寝ぼけてる頭で考えてると




突然、告白とやらをされた。らしい。




突然のことすぎて思考がついていかない、








「…今なんて?」


「付き合ってほしいって言った。」


「…なんで、今なん、」








思考がやっと追いついて1番に思ったのは嬉しいより
疑問が勝ってしまった




お互いが想いあってるのは何となく分かってた



きっとひぃちゃんもそれは分かってたと思う、



だからいつ言ってくれるかな、
ヘタレやしほのが言わなあかんかな、



なんて呑気に思ってたのに




なんで、今日なん、









「今日…エイプリルフールやで…?」


「分かってる」









知ってて言ってるん、?


嘘ってこと?










「嘘…なん?」


「断るならそうかも」


「じゃ、断らなかったら嘘にならんってこと?」


「うん」


「…ヘタレやな」


「…こんな私も好きなくせに」










ずるいなぁ、



自分で言っといて恥ずかしそうに目を逸らすのも



無意識に触れていた手に力が入っちゃうところも



かっこ悪いけどひぃちゃんらしい告白の仕方も










「じゃぁ…断る」


「え。ンッ」


「んふふ、嘘」


「〜っ…保乃ちゃんずるい、」


「こんな保乃も好きやろ?」


「うぅ、、、好きですけども。」


「保乃も好き」


「〜っ、」








顔から煙が出ちゃうんじゃないかってくらい顔真っ赤にして
机に突っ伏すひぃちゃん


ヘタレなひぃちゃんにしてはだいぶ頑張ったもんな


落ち着いたらご褒美あげようと小さな声で唸りながら突っ伏してるひぃちゃんの頭を撫でる














ーーーー




武元「ひかる告ったで」
藤吉「ふっ、そんな嘘信じるわけないじゃん」
武元「いや、ほんまやで」
松田「いやぁ〜今年はどんな嘘つかれるかとワクワクしてたんだけどなぁ〜」
井上「なんや、つまらんなーネタ切れか?」
武元「いや、だから、」
山崎「あーはいはい」
武元「…ひかるどんだけヘタレやと思われてんねん、」
関「あ、2人キスしてる」
「「「「?!」」」」
武元「だから言ったやん」
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