hbmi
綺麗な髪を耳にかけて
ゆっくりこっちに視線を移した瞳は
いつものふわふわした可愛らしい雰囲気とはちがって
なんだか、大人っぽくて
どこか鋭かった
私の方がしっかりしてるはずなのに、お姉さんみたいで
いつもと違う彼女に、
いつも以上にドキドキした、
「っ、」
いつもと違いすぎる彼女を見て固まってると
私の手の甲に、
人差し指…
薬指…
と、ゆっくり、
ゆっくり
擽るようにするように撫でられ
思わず唾を飲み込むと
彼女は小さく笑って
撫でていた手を
腕、
肩、
顔、
そして、唇へ
形を確かめるように撫でてる彼女の表情は
さっき小さく笑ったみたいに口角を上げたと思ったら
撫でる指を止めたと同時に真顔になり
「悪い子には、」
え、どういうこと
頭が追いつかないまま
いつの間にかベッドに押し倒されてて
「んっ、、ふぅ、、ちゅっ、」
「んっ…はぁっ、待って、」
「んー?」
「いっ、」
抵抗する私に噛みついて
抵抗する力が緩み
その隙に手首を掴まれてしまい、
「ちょっ、」
「待たない」
「っ、」
そんなに怯えないでよ
なんて笑って器用に服をぬがしてくる
「今日は、いっぱい体に
ーーのものだって、教えこんであげる、」
ゾクゾクっと体が疼いて
お腹の奥が熱くなるのがわかる
いつもと違って
少し怖いけど、
「、、、」
私でこんなに感情をむき出しにする
目の前の彼女が愛おしいくて、
早く触れてと言葉にする代わりに
彼女の首に腕を回して
触れるだけのキスをする