土生家
有美「ふぁぁっ…」
お昼寝から目が覚めた有美子ちゃん
いつもなら直ぐに 起きしたの〜? とママが来てくれるのに
今日はどれだけ眠たい目を擦っても大好きなママの声は聞こえてくるのに来てくれません
有美子「んん…まーま…?」
ちょっと不安になって隣で寝る梨名ちゃんに掛け布団をしっかりかけてキョロキョロとママを探します
美波「あ、有美ちゃん〜起きしたん?」
ようやく来てくれたママに少しムッとした顔をして
抱きついて甘えるように肩にグリグリと頭を乗せます
美波「んふふ、なに〜有美ちゃんご機嫌ななめやね〜」
有美「ん〜」
美波「ふふ、かわいい拗ねてる」
拗ねてる有美子ちゃんをそのまま抱っこしてダイニングの方へ歩いていくみいママ
有美「?おやつー?」
美波「おやつは後でな?
今日は赤ちゃんが来てるんよ、有美ちゃん挨拶しよっか」
有美「!あかちゃん!」
美波「ふふ、驚いちゃうから小さな声で挨拶しようね?」
有美「あ。ちっちゃい、こえで、ゆみちゃんだよ、するっ、」
美波「そんなに小さかったら赤ちゃん聞こえないかもなぁ〜w」
ダイニングテーブルには見知ったお姉さんが座っていて
その腕には1歳のお目目くりくりな赤ちゃんが抱かれていました
有美「ゆーかちゃん!」
友香「有美ちゃん〜!おっきくなったね〜
ふふ、うちの子の天だよ、仲良くしてあげてね」
有美「わぁぁ…ちっちゃい…かわいい…
てんちゃんっ…ゆみちゃんだよぉ…」
友香「あ、笑ったね〜早速有美ちゃんを気に入ったのかな〜?」
有美「んふふ、ゆみちゃんだよぉぉ」
赤ちゃんと戯れていると元気な声が聞こえてきました
有美「りなちゃんおきしたね」
美波「したね〜有美ちゃんも行く?」
有美「ううん、てんちゃんがいい」
美波「梨名、振られてるw
じゃ梨名連れてくるからちょっと見てもらってていい?」
友香「任せて〜」
有美「てんちゃぁーん」
友香「ふふ、有美ちゃんうちの子に夢中だねぇ」
有美「んふふ、てんちゃんかわいい」
美波「ほら、梨名も挨拶しー?」
梨名「あ!ゆっかーや!!!
あそぼあそぼ!!あ、あかちゃんやー!かわええー!」
美波「落ち着いて落ち着いて、w」
天「、、ふへぇっ、」
有美「ぁぁ…てんちゃぁん、よしよし、
りなちゃん、てんちゃんびっくりするでしょっ」
梨名「んん、ごめんなさい、」
有美「ちっちゃいこえ でおなししなきゃ、だめよっ」
梨名「う、うん、」
この後も天ちゃんにベッタリで離れない有美子ちゃん
梨名「てんちゃーん、おかしたべるー?」
天「あぶぅ〜あーっ」
有美「りなちゃんだめ!あかちゃんは かたい おかし だめなのっ!」
梨名「えぇ〜おいしいで?」
有美「おいしいけど、だめっ
ほら、ゆみちゃんの はんぶんこ してあげるから」
梨名「!やったぁ!」
美波「ごめんなぁ、うちの子天ちゃん気に入ったみたい」
友香「ふふ、いいよ〜
天も凄い喜んでるみたいだし
将来、有美ちゃんが嫁いで来そうw」
土生「だめだよ。」
美波「あ、おかえり〜
今日は早上がりなんやっけ」
土生「ただいま。
みいちゃん、うちの子は嫁がせないからね」
美波「帰ってきて早々何言ってんねん」
友香「土生ちゃんってほんと子供のことになると残念だよね」
土生「結婚なんて早い、!絶対だめ、!」
美波「いやいや、落ち着きいや、」
土生「有美ちゃん、梨名ちゃん嫁いでったらだめだからね!」
有美「あ、ぱぱっ!」
梨名「ぱぱぁー!おかえりー!あそぼぉ!」
土生「うんうん、いつまでもパパと一緒だからね」
有美「あ、ぱぱ!てんちゃんだよっ かわいいでしょっ」
天「きゃっきゃっ、あぅ〜っ」
土生「かわいいけど。絶対だめ!」
梨名「りな、かりんちゃんと あそびたいっ」
土生「?!かりんちゃんってだれ?!」
美波「1歳児に嫉妬するなんて親バカにも程があるわ、」
友香「みいちゃんも苦労するね〜w」