文化祭
土「ねぇ、どう?変じゃない?」
美「はいはい、似合ってんでー」
土「ちょっとー、真剣に答えてよー」
美「どれ着てもかっこよくて可愛ええんやから何でもええやろ」
土「嬉しいけどさぁぁ…
今日は文化祭なんだよ?」
そう
隣に居ていいんかって思うくらいいつもオシャレな旦那さまが
いつも以上に服装や髪型を気にするのは
高校1年生になった娘の文化祭に出かけるため
美「たかが文化祭やで?」
そう言っても、
鏡の前からどく様子も無いどころか
みいちゃんは学校に行く機会があるから慣れてるだろうけどさー
って拗ねたように言いながら
大して変わらないのに何度も服を直してはポーズを取ってる
そんな姿に素直に相変わらずイケメンやなぁと思う反面
うちとのデートでも今みたいに気使わんくせに!
と、苛立ってしまう。
娘に妬いてどないすんねんって自分に呆れてると
電話が鳴った
梨『あ、もしもしー?』
美「もしもし?忘れ物でもしたん?」
梨『違う違う
パパからみいちゃんが冷たいってLINE来とったから
ママが妬いてるんやろうなと思ってかけた』
美「な、なんやそれ。別に妬いてないし。」
梨『はいはい、分かった分かった
そろそろ出ないかん時間やろ?
痴話喧嘩しとらんとはよ来や
昨日、久々にママとデート出来るから気合い入れないとって言っとったで?』
美「痴話喧嘩なんてしとらんわ!
うちだって、デート出来るって、、んん、もう、///」
とりあえず、遅刻せんといてや!
と、念押しされて乱暴に切られた
土「みいちゃん、服決まったー!」
美「遅いわ、ぼけ」
土「えぇ、冷たい…
でも、なんか顔赤くない?」
美「うっさい、行くで!」
土「えー?あ。梨名からLINEだ
ふふっ、なになにぃ、みいちゃん照れてるの??
ねぇーねぇー妬いてたの〜??」
美「んん、うっさい!!
ほんま、黙らんと手繋いだらんからなっ///」
土「もう可愛いなぁ〜」
ーーーー
梨「はぁ、手が焼ける親や。」
里「相変わらず、梨名ママは可愛いね」
梨「可愛いけどさー
絶対校内でイチャイチャするから憂鬱」
ひ「わかる、うちのもだよ。
保乃ちゃんは両親みても仲ええなぁ〜しか言わんから、」
梨「それじゃ、停めようがないね、」
ひ「うん、」
なんだかんだ言って結局イチャイチャするはぶみいと
親の仲の良さを愚痴る子供たち(≖ᴗ≖๑)