ついに初めて陽太郎が睡眠中の夢に降臨した。ただし残念ながらこれはR18ではない。内容は以下の通りである。

何故か夕方頃から陽太郎と海に行くことになった。準備をバタバタ終えて車に乗ろうとしたけど、忘れ物をしてマンション(実在しない夢の中特有の建物)に戻った。陽太郎は車回しておきますねと、非常用階段に白い車(おそらくハイエース)を乗り上げてまで出入り口の前に車をつけてくれた。
我々が住んでると思われるマンションは商業施設も併設されており、ついでに海に浮かぶためのビニールマットを買っていこうと探し回っていると、マンションの上階に住む顔見知りらしい親子が快く貸し出してくれた。浮き輪は見当たらないので現地調達をしようと決めてマンションを出ると、もうすっかり夜になっていた。
目の前にあったサーティワンアイスクリームで、ホッピングシャワーとあと何か忘れたけど一種類購入し、少し離れた弁当屋でおにぎりを三種類選び、レジで会計しているとレジの配線が一本抜けてレジの電源が落ちてしまった。レジ係の女性が直している間親方が迎えに来て、なんであんたがいるの？陽太郎は？と聞くと、すぐそこまで来てるよと言われ、えっ、よくここがわかったね。と驚いたところで一度夢が途切れた。

場面が切り替わり、昼間の海の砂浜にいた。よく分からないけどエジプトみたいな砂浜だった。陽太郎が砂浜で嬉しそうにとんでもなく分厚いピンクのビニールマットというかデカいビニールのアヒル？神輿？みたいなのに乗り出したから、それを押して海へと向かい、そこで一度目を覚ましかけた。

絶対に続きが見たいと意気込んで寝に入ると、場面が切り替わっていた。
母と祖母と美容院にいて、女性のカリスマ美容師にバナナクリップを貰ったと思いきややっぱりあげられないと取り上げられた。
美容院から出ると、併設されているホテルの駐車場みたいなところで、テントの下に長テーブルとパイプ椅子が並べてある何かしらの会場が設置されていた。テーブルの上にはオードブルや寿司といった豪華な食事が並んでいて、適当な場所に座って食事会みたいなのをした。
伊勢海老もあるので食べて下さいと主催者らしき人に言われ、オードブルの銀皿に伊勢海老が数匹積まれていることに気付いた。どう見てもロブスターだったし、陽太郎は隣の隣のブロックのお誕生日席に座っていた。
私の隣には誰だか分からないが有名ラッパーが座っていたが、どう見ても一人一つしか用意されていない伊勢海老(ロブスター)を二つも食べ、話もつまらないのでロクに食べずにご馳走様して席を立つと、遠くから母が納豆巻きを五個食えと言ってきた。
あっちで食べると言って陽太郎の隣に移動すると、目の前にパチ屋でバイトしていた時の同僚である森川ちゃん(仮名)が座っていた。メイコちゃんこっちきたの？と聞かれたので、やっぱり陽太郎の近くがいいからと答えた。
料理を各テーブルに配って回っている叔母に、ビールを注いであげなさいと言われ、まだ半分以上入っている陽太郎のグラスにビールを注ぐと、陽太郎がビールグラスを内側に傾けて服が濡れてしまった。着替え取ってくるね！あるんですか？多分あるよ！というやり取りをし、その場で濡れた上着(ビールを飲む前はシャツだったのに、脱ぐ時はパーカーになっていた)を脱いでもらって、それを抱えて会場を出て急いで隣のホテルに向かおうとしたら、後ろから母と叔母が「メイコちゃーん始まるよー！」と大声で叫んでいた。今はそれどころじゃないから別にいいやと無視してそのまま走り出すと、会場から木村カエラのButterflyが流れてきた。おそらくイベントが始まったんだと思う。木村カエラのButterflyに紛れて陽太郎が私の名前を呼ぶ声も聞こえた。
追い掛けて欲しくて気付かないふりをし、少しだけスピードを落とすとアスファルトに陽太郎の影が見えてきて、「メイコさん、お母さんが呼んでますよ！」とすぐ後ろで声がした。なんだかそれがすっごく嬉しくて、今気付いた体で振り返り、「びっくりした！ここまで追い掛けてきてくれたの？」とわざとらしく言うと、突然陽太郎に後ろからぎゅっと抱きしめられた。そしてめちゃくちゃ真剣な目で見つめられた後、すごい熱いキッスをされた。ちなみに舌は絡んでいない。二〜三回離れた後、めちゃくちゃ情熱的に唇を押し付けられて、一度も離さずずっと押し付けられて、これが陽太郎の衝動か…もうこうなってしまったらどこかで一発やるしかなくね？と思ったところで目を覚ました。
あまりにリアルな感触とVRのような夢に目覚めた瞬間から大興奮したが、こうして冷静に振り返ると、夢とは記憶と願望が混ざっているのだなとしみじみと感じた次第である。ゲーム内で陽太郎が、見た夢の内容を詳細に語らなかった理由がよく分かった。しかしあのリアルな感触はなんだったのだろう。愛犬のペロか？

そんな中迎えたDLsite検定試験。もちろん全教科受験した。最高に難しかった。がるまにですら知識不足を痛感し、満点取って100%オフクーポンを貰って高額シチュボをゲットしようと意気込んでいたが、この分だとそれは決して叶わないだろう。
BL部門の人気タグについての設問では、回答に「アナル」があった。BLなんだからアナルタグは必須だろうと選んだが、普通に考えたらBLはアナルが大前提。よってタグなんて必要ない。こんなケアレスミスをしたということは、他もおそらくそういうミスをしている。
いつも説明書きもろくに読まずに声優とジャケットで選定し、サンプルを聴いて即購入。基本的には己のカンに従う。ギャンブラーとしての生き様が刻み込まれているので、ついそういう買い方を楽しんでしまう。
レビューを読むことも勿論あるが、レビューが面白すぎて読み物として成立してしまっているので、読んで満足してしまう。それにあまり当てにならないので、購入したものを後から読んで楽しむことの方が多い。何よりがるまにはホームページ内を隅々まで見ようとすると、情報量が多すぎる上に隅々まで面白すぎてあっという間に時間が溶ける。そして沼が広く深すぎる。

試験内容まで面白かったので、是非がるまに仲間たちと今回の試験について語り合いたい。といっても、受けたのは私とクロワさんしかいないだろうな。