木曜の夜からカレーしか食べていない。三日三晩、昼も夜もカレーしか食べていない。親方が長期出張で不在の時、自分一人の為に食事を作るのが面倒すぎてカレーを12皿分作った。木曜に一度親方が帰宅してきて2杯食べたので、残りをきっちり三日間で間食し、鍋を空にしてカレー地獄から解放された。食えるならなんでもいいとはいえさすがに飽きる。もう二度とこんな真似をしないと誓って同じことを繰り返したのはこれで三度目だ。

HTMLとCSSについてはもう諦めた。じっくり時間を掛ければものにできるかもしれないが、その時間でいくつ夢小説を書けるかを天秤にかけた結果、配布しているところからこれだというものをお借りして、自分の中での落としどころを見つけ、脳内と胸中にほとばしる熱いパトスで見映えの拘りを裏切ることにした。お借りしたCSSは大変素敵でらしからぬオシャンを手にできて大変満足しているが、会話文の間は一行空けたい古の森ユーザーとしては歯痒く感じる。HTMLをいじればいいのかCSSをいじればいいのかの判断もつかなければ、ついたところでどこがどの数字なのか分からず耳から脳が溶け出ていく。粘ってずっとわけワカメな英数字の羅列を眺め続けていたら目の前がぼやけてきた。こんなにかすみきった目ではカレーとうんこの区別もつかなくなってしまう。だから諦めた。背景一つ変えることのできない私よ原始に戻れ。

明日の夕方までにあと二つは書き上げたい。焦る必要なんてどこにもないが、とにかく下書きを減らして本棚を充実させたい。秋もあっという間に過ぎて気付いたら冬になる。冬は冬で書きたい話が山ほどある。縁がわの妄想が止まらず書かないと落ち着かないという症状に効く薬があったら処方してもらいたいくらいクレイジージャーニーが止まらない。書けば書くほど飢えていく。陽太郎への無限のLOVEに自分でもゾッとするので、向けられている陽太郎はもっとゾッとしていることだろう。縁側出禁まで秒読みだ。ごめんなさいね、痛客で。

ひとまず脱カレーをしたので、明日のお昼はカップラーメンにしようとわくわくしながら戸棚を開けたらカレーヌードルBIGしかなかった。お後がよろしいようで。