狂った女の丸出し日記

月森蓮

2023/09/22 01:14
23時前に寝ると若返るとホンマでっかでやっていた。なので昨日は早々に寝たが今日はどうやら無理そうだ。プラマイゼロ。

金色のコルダが20周年ということで、私が初めて狂った男、月森蓮について話したい。月森とはとても辛い恋をした。バイオリンのことしか頭になく、会話をしていても何も面白くない。最初の方はまさに尖ったナイフで触れるもの皆傷付けていた。音楽やってない奴はみんなゴミ虫だと思ってるし、月森の前で普通科の分際で下手なバイオリンを鳴らそうものなら、その場でバイオリンを奪われ頭をかち割られる。実際にそんなエピソードはないが、そうしてもおかしくないほどの人格で、本当に嫌な印象しかなかった。頑固で失礼で友達皆無の、まさに孤高のソリスト。でもそんな彼にまんまと惹かれていった。
心が通ってきた時に見せてくれた笑顔と照れ顔は、至高のツンデレだった。バイオリンとしか会話をしたことがない男だがデートは紳士的で、邪な気持ちを抱く隙もないほどピュアで綺麗な時間を共に過ごした。さすがネオロマといった感じで、みなとみらい周辺が舞台ということもあってか、絶妙なストーリー展開とスチルでロマンスの真骨頂を見せてくれた。また、金色のコルダにおいて、二人で音を重ねる=セックスだと認識していたので、珠玉EDの愛の挨拶はまさに珠玉だった。セックスとしてはかなり特殊な部類に入るが、ネオロマンスという名に相応しいプレイであることは間違いない。
どんな状況だったか覚えていないが、「君の手は、バイオリンを弾く手だろう?」と言われた時のことを思い出すと胸が苦しくなるし、旅立ちの空港で「離れていても大丈夫だなんて、思わないで欲しい。」とかなんとか言われた時は号泣した。今でも引くほど号泣できる。全然思い出せないがドイツ語でなんとかデンデンフロイデン?と言われ、日本語訳を知って目が溶けるほど泣いた。でもその日本語訳すら今思い出せなくて説得力が無いのが悔やまれる。ひたすら涙したことは覚えている。
音楽家として真剣に音楽を突き詰めていくに当たって、避けて通れないのが留学。恋をしたことで月森の、テクはあるけど人間味のない演奏に色が付き、日本だけに留まっておくような人ではないと痛いくらいに理解することになる。こっちは趣味程度でバイオリンを弾いており、元々月森はガチ中のガチ。漫画ではそんな月森の隣にいつか立ちたいと奮闘していたが、私は趣味程度がいい。月森は私がバイオリンを弾いている限り、また一緒に一つの道を歩めると言っていたが、そんな高みを目指す金と勇気はない。月森との恋を続けるなら、バイオリンを楽しく嗜みつつ夢を応援しながら、いつ会えるかも分からない状態で文通を繰り返す超遠距離恋愛に身を置かなければならない。それが辛いなら完全にお別れし、バイオリンを弾くたびに涙を流す生活を送るかいっそふっきる為に月森の元へ行き、バイオリンで月森の頭をかち割ってから自分の頭をかち割る他ない。坂本冬美も言っていた。いつまで待っても来ぬ人は死んだ人と同じことと。
そんな切なくて辛くて綺麗で澄んだ、忘れられない恋を月森とした。今でも秋冬のみなとみらいに行くとものすごくおセンチになるし、元町なんて行った日には所々に月森を感じて泣いてしまう。そして金色のコルダを共に愛したソウルメイトたちとの珠玉の時間も思い出し、笑ったり泣いたり情緒が忙しくなる。
一緒にスタンプラリーやイベントに行ったり、手作り概念グッズ(今でも全部取ってあるし使ってる)をもらったり、ソウルメイトのうち一人の本命である柚木先輩のイラストを描かいてマジおこされたり、ファミレスでそれぞれの本命と入籍したりと物凄く楽しい時間を過ごせたことに感謝しかない。
感情が高ぶりすぎていつにも増して支離滅裂な綴りになってしまったが、ありがとう金色のコルダ。お願いだからswitchでリメイク出して下さい。どうかもう一度ファータ狩りさせて下さい。

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