狂った女の丸出し日記

ワイルドストロベリー

2024/09/10 22:35
えんだん絶叫系夢小説自己啓発
先日貴婦人の先輩から頂いたワイルドストロベリーでセイロンを飲んだ。福袋に入っていた湿布風味のアレだ。早いところ消費したくて飲んでいたはずなのに、飲んでいるうちに湿布風味が爽やかに感じるようになり、「そうだ、湿布飲も!」と、自ら湿布を求めるようになった。連日食べ過ぎて内臓が腫れているのかもしれない。
ONE PIECEマグカップでも美味しかったのだが、カップの形状なのか薄さなのか、いつもよりも心做しかまろやかに感じた。そして何よりワイルドストロベリーという名称。繊細さと大胆さ、可愛らしさと男らしさを兼ね添えたマイスウィートこと陽太郎にぴったりではなかろうか。
絵柄のタッチも繊細かつ上品で、主張が少なく寄り添うような感じでありながらしっかり目を惹く。このカップに描かれたいちご畑でファンタジーものの貴族よろしく、陽太郎と素敵なティータイムを過ごしている気になれる。目を閉じれば瞼の裏に、同じカップを持った陽太郎がにこやかに笑って茶を啜る姿が見えるのだが、カフェインでキマってるだけかもしれない。

キマりついでに陽太郎が楽器を演奏するなら何がいいかを考えてみた。三味線、琴、和太鼓といった和楽器は全て様になっている為省くものとする。
カスタネットやギロ、ウッドブロック、ピアニカといった小人が学び舎で最初に触れるであろう楽器がめちゃくちゃ似合う。しかしトライアングルはちょっと違う。陽太郎「チーン」ではない。これらを演奏する際は、終始にこにこしてそうで最高に微笑ましい。
虎はタンバリンかカスタネットがいい。こどもたちと一緒に二人で楽しく演奏してほしい。
サカモトでバンドを組むのであれば、陽太郎は間違いなくベースだと思う。汗を撒き散らしながら力強くドラムを叩く姿も捨て難い。ボーカルは虎かキヨシ。虎はキーボードも似合うし、キヨシはドラムも捨てがたい。ギターは若い駐在あたりが適任だ。
農業の傍ら、地域の交響楽団に所属している場合はコントラバスが望ましい。陽太郎にはデカい楽器を演奏してもらいたいし、運んでもらいたい。チェロ、木琴、トランペットも似合っている。オーボエ、フルートもセクシーでいいなと思うけど、口を付ける部分を羨ましく思うあまりにハゲ散らかしてしまうだろう。サックスは?と思われるかもしれないが、サックスはモロ肉食楽器な為、禁欲的な感じを求めている身としてはちょっと違う。ファンタジー界におけるシスター及び神官に対して抱く邪な気持ちといえばお分かりいただけるだろうか。ドラクエでいえばクリフトだ。私は陽太郎をそういう目で見ているフシがある。
フルートを演奏する際は、是非とも腕まくりでお願い申し上げたい。視線、口元、首筋、肩、腕。セクシーポイントが多すぎて一体どこを見たらいい?目がいくつあっても足りない。トランペットも口を付けてはいるのだが、そこまで口元が露出しているわけではないのでギリギリセーフといったところだ。
ハープも意外性があっていい。あの長くて逞しい指で、繊細でめちゃくちゃ綺麗な音を出すのではと思うと、それはそれは綺麗な三途の川が見える。
虎はホルンがいい。単純に可愛い。勿論一撃必殺のシンバルや銅鑼?も似合う。サカモト交響楽団の指揮はキヨシ。ダイナミックかつパワフルなオケになるだろう。
アコーディオンもめちゃくちゃ似合いそう。肩紐を掛けて前に抱える感じもブラボーだし、開いたり閉じたりしながら鍵盤に指を走らせる様子はもはやアダルトビデオ。申し訳ないけど演奏を聴くどころではない。
虎はテルミンがものすごく巧そう。大雑把と見せかけて、案外こういう感覚的で繊細なテクニックが求められる楽器で本領を発揮するのではと睨んでいる。目を閉じて集中し、小さい手を巧みに動かしてミョンミョンいわせている虎の姿がはっきりと見える。

今日は一日そんな妄想を楽しんで終わってしまった。pixivの書き直しもなんとなく捗らず、回復に時間が掛かっているように感じる。書きたい気持ちに体が追いつかないこのもどかしい期間に入ると、今度こそもう二度と書けないかもしれないという不安に駆られてしまって本当に嫌になる。三日で終わらせるどころか週をまたいでいるわけだが、メモリアルを振り返るつもりでコツコツ仕上げていきたいと思う。その頃にはきっとまた、取り憑かれたように書けるはず。
あとは自分の狂気を信じて寝るだけだ。なぁそうだろう?

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