今日は贈り物を買いに某百貨店に行った。いつもならばお目当ての品を購入したらさっさと帰るのだが、今日は他のフロアにも立ち寄った。
去年の夏、お気に入りの黒いスポサンと白いオシャサン(オシャンなサンダル)という、この二足さえあればどうにかなるツートップを、よりにもよって同時に失った。二足ともそこそこいい値段だった為、スポサンは5年、オシャサンは10年近く履いたと思う。それがついにお釈迦になった。
よって私が今所持している夏用の靴は、白のスニーカー×2とお散歩用の黒いスニーカー(こいつももう限界だ)、服を選ぶ柄物のスニーカーと、服を選びすぎるコーラルオレンジの厚底のスポサンのみ。このコーラルオレンジのスポサンに関しては、私は黒が欲しかった。ところが奴が私の誕生日に、これが一番いいじゃんと選んで買ってきたのだ。私が黒を欲しがっているのを知っていた上で、あえて逆をチョイス。欲しがっている物よりあげたい物。典型的な残念野郎の残念プレゼントだと思いませんか。確かに可愛いけど、着るものが限られていて本当に困っている。
というわけで、お出掛け用のオシャサンもしくはオシャ靴を物色しに、靴屋を見に行ったというわけだ。
その通り道に秋物のいい感じの服が並んでいた。涼しくなると出掛けるのも苦ではなくなるので、服も少しだけ見たところ、いいなと思う服はどれもあと100kgほど痩せなければ入らない。いつもは面積も体重も気にせず生きているのだが、初めて痩せたいと思った。初めて思ったのもどうかと思うほど肥えている。しかし、健康に害がなければ肥えていてもお構いなしというスタンスでやってきているので、この心境の変化に自分でも驚いた。
帰りにレストランで一人ランチでもして帰ろうと思ってルンルンしていたのに、レストランフロアにもデパ地下にも立ち入らずに百貨店を後にした。偉すぎる。
そこで目に入ったのがミスドだった。先週あたりに無性に食べたくなったのを思い出し、よせばいいのに覗いてしまった。そして、気付いたらいちごのポン・デ・リングと生クリームが挟まったチョコのポン・デ・リング、スタンダードなチョコドーナツとバターマフィンをトングで取ってレジに並んでいた。
帰宅してルンルンでお紅茶を淹れ、バターマフィンは冷蔵庫にしまい、３つともペロリと美味しく頂いた。
そういうわけで、私は今後もファッションにおいて、靴だけを楽しんで生きていこうと思う。
どうせならケンタッキーも買って帰ればよかったな！