狂った女の丸出し日記

ゴジラ

2024/08/16 23:41
アマプラでゴジラを観た。『シン・ゴジラ』と『ゴジラ-1.0』の二本立てだ。シン・ゴジラは二回目だったが、何度観てもゴジラは恐ろしい。ゴジラなどネタとしてしか語ったことがないのだが、現代の映像美をもってすると、実際にゴジラが暴れたらこうなるというリアリティに溢れており、下手なホラーよりよほど背筋が凍る。シン・ゴジラに至っては私の地元を通過しており、生まれ育った街が見事に踏み潰されていた。
ゴジラのルーティンはまず、海中を移動するところから始まる。そして陸に上がり、破壊の限りを尽くして海に戻っていく。シンプルながら恐ろしく迷惑であり、最悪なルーティンに人類はある日突然巻き込まれることとなる。
そんな壊滅的で絶望的な状況にありながらも、最後には人類がゴジラを退けることに成功する。様々な専門家が勇気と知恵を持って集まり、力を合わせて恐怖と絶望の象徴であるゴジラに勝つ。完全なるハッピーエンドかと思いきや、そうではない気もする。ゴジラへの恐怖が刻まれたからだろうか。観終わった後、やったー倒した!おとといきやがれ!みたいな爽快で晴れやかな気持ちにはなれなかった。ただ、ゴジラに恐れ慄くのがゴジラ映画の醍醐味であり、おそらく監督の主な目的なので、私はこの二本のゴジラ映画を十二分に楽しめたと思う。その上特撮男子のセオリー通り、もし今ゴジラが襲来してきたらと考えることに楽しみを見出してしまい、『ゴジラ 倒し方』『ゴジラ 勝つ方法』『ゴジラ オペレーション』『実際にゴジラが襲来したら』で検索する始末。結果、ダイヤモンドオンラインの自衛隊員の記事と、ゴジラが暴れても不動産価値は10年で戻るという記事を筆頭に、大変興味深く面白い記事がたくさんあった。ゴジラ沼に触れ、ゴジラ沼に落ちる寸前までいったが、寸でのところで引き返すことができた。危うく陽太郎のアクスタとゴジラのフィギュア及びジオラマを並べることになるところであった。
映画を観ていて思ったのだが、ゴジラは頭がよろしくない。煽られればイライラし、気の赴くまま無差別に破壊する。人類にもそういう輩は存在するが、かなり厄介である。それでも知恵には敵わないのだが、もしゴジラが知恵を付けたらどうなるのか。想像しようと試みたのだが、ゴジラ以下の知恵しか持ち合わせていない為、残念ながら想像できなかった。体重はゴジラにも引けを取らないというのに。
連休も残すところあと二日。一週間以上書いていないので書き方を忘れてしまっているかもしれない。しかしそこはゴジラ側(ただしクソ雑魚)として気持ちでカバーし、咆哮を上げながら勢いで書いていこうと思う。

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