狂った女の丸出し日記

古の乙女より愛を込めて

2024/08/09 23:20
最近アマプラで映画を観ながら夢小説を書くのにハマっている。当たり前だが捗らない。無映像の無音で集中して書くのが一番なのだが、気を散らしながらだらだらと書くのも悪くない。
YouTubeだと広告を飛ばさなければならないので手が止まる。なので勝手に次が再生されて広告の無いアマプラがベストという結論に至った。映画の前はベイクオフ・ジャパン、バチェロレッテ3、ドキュメンタル、昔のドラマを流していた。めぼしいものは大体観尽くしてしまったので、映画に手を出すことにしたのだ。しかしながらラーゲリショックが思いの外デカかったので、なるべく軽いものがいいということを学んだ。ストーリー性がありすぎると、夢小説どころではなくなるのだ。あくまでメインは夢小説、映画はそのお供であってほしい。
そういう意図があって流し観でもいいかなという作品を選んでいるのだが、そこで目を付けたのは原作が少女漫画の作品だ。『オオカミ少女と黒王子』『センセイ君主』『ういらぶ。』。私は先日この三作品を流し観した。流し観したかったのだが、キャスト陣の顔が良すぎて普通に観てしまった。時々文字を打ち込みながら、ほとんど画面に釘付けになっていた。

『オオカミ少女と黒王子』。主演は二階堂ふみちゃんと山崎賢人。脇に横浜流星と門脇麦ちゃん。そして菜々緒。なんと豪華なキャスティング。門脇麦ちゃんが出てきたところで、また誰か殺してしまうのではと思ったが、少女漫画だということを思い出して胸を撫で下ろした。
話自体はよくあるというか、王道の、俺様×他とは違う本当の俺だけを見てくれる女、だった。若かりし頃一度は憧れた俺様だが、今見るとがるまにの女攻めにおける格好の餌食としか思えなかった。その生意気な口を塞いで今すぐ辱めてやろうかはこちらの台詞であり、分かりづらい不器用な優しさよりも、分かりやすく器用な優しさを求めている身としては、顔だけで選ばれるのも致し方ないのでは?と思ってしまう。物語に没頭し、ヒロインの気持ちになってときめく気満々だったのに、少女漫画の世界のヒロインとは対局の位置にいることに気付かされた挙げ句、もうどうやっても若い二人を見守って応援する立場にしかなれないことに軽くショックを受けた。まぁ、それもそれで楽しいのだが。
その『オオカミ少女と黒王子』。ストーリーだけを見るとやや陳腐で、それがいいところではある。映画化するに当たって色々端折られているだろうし、JCJKがイケメンにきゅんきゅんするという目的は十二分に果たしている。それよりもこの映画の凄いところは、主要キャスト達の演技力が高すぎて、実際にこんなことを言う奴がいたらおかしいだろという不自然さ及び俺様言葉、憧れの、ただしイケメンに限るシチュエーションのセクハラ及びパワハラ性、話の流れの陳腐さを、いっさい感じさせないところにある。監督も良かったのかもしれない。少女漫画の実写映画化でよくある事故っぽさが見られなかった。匠の巧みな力技。実にお見事。

『センセイ君主』。主演は浜辺美波と竹内涼真。脇は川栄李奈とよく見る俳優さん、そして新川優愛。こちらも大変豪華だ。浜辺美波はどこからどう見ても完全無欠のプリティーフェイスのはずなのに、惜しみない顔芸と淀みないオタ口調によって見事にモテない女子を演出していた。ストーリーは教師と生徒の禁断の恋、かと思ったら、このご時世だからか、しっかり筋は通していた。かといって物足りなさは感じず、説得力のあるものすごくいい流れだった。
ピュアで真っ直ぐでバカなJKにあんなに真っ直ぐ好きだと言われたら、そら好きになっちゃうよなと思いながら観ていた。女の武器を最大限に使うでもなく、真心だけをぶつけたことによって実った難攻不落の恋。観ているこちらまで心が洗われた。そして、知能が高い理系の男ほど、バカな女が大好物という私の仮説が正しかったと、この映画によって立証された。
竹内涼真は特にタイプではなかったが、彼の持つ魅力がこれでもかと放出されており、ガチ恋勢の気持ちが理解できた。一見爽やかなのでヤリチンという噂をどこか残念に感じていたが、これならヤリチンでも致し方なし。ヤリチンにさせたのは女たちであり、その女たちも竹内涼真を前にしてやらないという選択肢は無かっただろう。誰も悪くない。ごく自然の流れだ。Win-Winすぎる。それくらい竹内涼真のセクシーさが炸裂している。
ストーリー自体も大変面白く、終始笑えて観てよかったと思える映画だった。映画館で観るほどかと聞かれると、そうでもない。

『ういらぶ。』。平野紫耀のファン以外、満足感はいっさい得られないだろう。典型的なジャニ売り映画であった。ただ、夢小説を書きながら流し観するには一番うってつけだった。

他にめぼしい少女漫画を原作とした映画は無さそうなので、次はコメディ映画にしようと思う。第一候補は『おっぱいバレー』。これで根深いラーゲリショックから今度こそ立ち直ってみせる!
それでは皆様、いいお盆休みを!

コメント

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  • なずな2024/08/11 07:42

    「よく見る俳優さん」が誰なのか逆に気になりますねwww

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    • メイコ2024/08/11 23:58

      二枚目役でよく見るんですけど、名前が分からなくて…調べたところ、矢本悠馬というお方でした!本当によく見るいい俳優さんなのに、名前初めて知りました。あるある!

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