狂った女の丸出し日記

テケテケ

2024/06/22 22:20
今しがた愛犬の散歩から帰ってきた。今日は愛犬がかなりご機嫌な様子で、歩きながらおしりとしっぽをふりふりして、舌を出して満面の笑みで私をチラチラ見上げていた。それが本当に可愛くて、周辺に誰もいないのをいいことに、2オクターブほど高いダミ声で
「あぁ~かわいいねぇ!楽しいのぉ?うぅん、そっかそっかぁ!楽しいねぇ!そんなにテケテケ歩いて…テケテケテケケテケテケ」
と真っ暗な夜道を歩いていると、後ろから若い男性に追い越された。
いつから後ろにいたのだろう。そしてさぞ恐ろしかっただろう。テケテケに遭遇するとは、思いもよらなかっただろう。
ちなみに私は普段、散歩中特に愛犬と会話はしない。こら!ダメ、こっち、ちょっと待って!おしり!おやつ?帰る?くらいなものだ。たまに可愛さのあまり昂って話し掛けることもあるが、今回のような都市伝説的掛け声は発したことがない。そういう時に限って、人様に聞かれてしまう。そういうふうに世の中出来ている。

よく夜道で自転車を漕ぎながら、気持ちよさそうに大きな声で歌唱している人もいる。私に気付いて歌唱をやめ、少ししたらまた歌唱を始めるのだが、もう手遅れなのでずっと歌っててもらって構わないのにといつも思う。まさかの事態に恥ずかしくなって歌唱をやめたくなる気持ちは分かるのだが、堂々と楽しく歌いきってくれた方がこちらとしても気まずくない。
いつだったか、男子高校生四人組が自転車で、徒歩の方が速いだろってくらいものすごくゆっくり走っていた。私は曲がり角にある小さな公園にいて、愛犬がくんくんし終わるのを待っていた。遠くから聞こえてくる、高校生男子たちの溌剌とした大きな歌声。ドラえもんのテーマソングだった。歌いだしの「いつもいつも」から、揃って一言一句違わず歌っている。そして公園に差し掛かると共に、サビにも差し掛かる。私に聴かせてくれてるのかと思うほどいいタイミングだった。
「しゃららら、僕のここ~ろに~、いつまでも、かがやく~ゆめ~♪」
微笑ましく耳を傾けていると
「ドラえもん、そのポケットで、ふふふふふふふ~ん♪」
まさかの全員、最後だけを濁したのだ。なんでだよ!とツッコミたくなった。それまで完璧だったのに、なぜ最後だけ。歌い終わった後、彼らは何の会話もせず、そのままノロノロと自転車で公園を突っ切っていった。一体あれは何だったんだ。
もしかしたら、これが暇を持て余した彼らの常套手段で、あいつ笑わせようぜ!ということでわざとそうしたのかもしれない。もし次に遭遇したら、テケテケテケ!と笑ってあげよう。

テケテケといえば、なっちゃんが雨谷奴零のソロのあの部分を、「オジサンのテケテケ」と言っていた。そこが歌えるかどうか、という話だったような気がするが、「オジサンのテケテケ」が面白すぎて忘れてしまった。
雨谷奴零といえば、コラボカフェの待機列で雨谷奴零の歌モノマネをして遊んでいたら、ランダムコースターか何かで二枚も雨谷奴零を引き当ててしまい、なっちゃんに「ほらぁ、バカにするから!」と言われたこともついでに思い出した。
人生楽しいわ。

コメント

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  • なずな2024/06/23 09:44

    ちょっと待ってください、「雨谷奴零の歌モノマネ」が気になりすぎるんですけどwwしかも待機列でwwwどういうことwww

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    • メイコ2024/06/23 16:34

      いきさつは忘れてしまいましたが、オオサカドリーミナイの天谷奴(←漢字間違えてました!雨じゃなかったw)零のソロパートを、確かグッズカタログかメニュー表か見ながら、コソコソ真似してなっちゃんに聴かせてたんですよね…ほんと、何やってんだって感じですねwww

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