狂った女の丸出し日記

多分要らないけど捨てられない拘り

2024/06/18 22:48
お気持ち
R18や恋愛模様をロマンチッコに書きたい時、困るのはその表現と言葉選び。特に気合いを入れたい話となると、頭の中にあるB5用紙2ページもない辞書の中から選ぶか、昔の工場地帯からモクモクと立ち昇っているような汚い煙を耳から出して捻出するしかないのが現状だ。ネットで言い換えや類語を探したり、官能小説や恋愛小説、人様の夢小説を参考にした方が手っ取り早く確実なのは百も承知だが、それをすると自分が書いた話ではなくなる気がしてどうしても出来ない。勿論日本語なので被って然りなのだが、書いた後に被っているのを見掛けるのと、見たのを被せて書くのとは心の持ちようが全然違う。書いた後で被っているのを見掛けた場合、それは自分の表現が間違っていなかったのだと安心できるが、見て被せたらそれはただのパクリであり、その時点で自分の幻覚ではなくなる。
何より読んでいる時間があったら一文字でも多く打ち込みたいし、そもそも私が好んで読むのはミステリーとホラーとSFだ。もしかするとそれしか読んだことがないかもしれない。漫画は昔から満遍なく読んでいるのに、活字となると途端に幅が狭くなる。

漫画といえば、LINEマンガのいつかのミッションで出会った『鬼獄の夜』にとてつもなくハマった。エロだと思いきや立派なエログロで、しかしグイグイ引き込まれて他アプリにて読破した。中だるみもなく読み応え抜群で、オチも完璧な実にいい漫画だった。そしてLINEマンガといえばコメント欄が大変面白く、どれもこれも秀逸なので必ず覗いている。鬼獄の夜の一話のコメント欄に「鬼滅の刃と間違えて読みましたが、すごく面白かったです!」とあって、その絶妙な勘違いからの前向きな感想に腹を震わせた。

話が見事に逸れてしまった。私の夢小説の出来栄えをご存知の方々ならお分かり頂いてると存ずるが、小説を読んでいるからといって書けるわけではなく、読んでくれる人任せの「もう少し頑張りま賞」のスタンプが押されているような話しか書けていない。それでこそ個人サイトの夢小説といった感じの趣はあるし、趣味なのでそれでもいいと思っている。陽太郎とのランデブーをより鮮明にする為に高みを目指してはいるものの、目指せば目指すほど迷走するので限界は見えている。これだという言語を追求するあまり、結果これじゃないになっているのだ。それでも新たな表現を求めてしまうのは、おそらく私が拘りだけは一丁前の、センス皆無のズブの素人だからだろう。

よく使われている単語や表現は伝えるのに最も適しているから多く使われていることも理解できる。現に読んでいて気にならないし、変に捻るよりもよっぽどすんなり入ってくる。その単純明快な単語及び表現を巧みに使い、魅せられる作家さんは本当に物凄いし、誰にも思い付かない感覚的な表現だけど、説得力がありすんなり受け入れられる書き方をする作家さんもとんでもない化け物だ。夢小説にそこまで求めていないし、求められていないのかもしれないが、自分にしか書けないような話をいつか書いてみたい。しかしそんなものは存在しない為、こうしてくよくようじうじしている。R18を書くということは、己の無力さと向き合うことであり、その度に挫けそうになるものの、意欲だけは決して折れないので大変厄介だ。
醜い自己顕示欲だと思われても構わない。私はただ、陽太郎とのロマンチッコをたっぷりのロマンチッコで書きたい。自分で自分にスタオベしたくなるような、何文字であろうと何回も読み直したくなるような、全てが完璧で非の打ち所のない激萌え夢小説トゥーミーを書いてみたいだけだ。
そして私が見た幻覚を鮮明に共有して、画面越しにあわよくば誰かと分かち合えたら御の字だ。
おちゃらけた夢小説に関しては、くしゃみをしたときにどえらい鼻水、あるいは鼻提灯が出たとして、それを見せたいのと同じ感覚で公開している。これも立派な醜い自己顕示欲だろう。それでもいいから画面越しに誰かと笑いを分かち合い、陽太郎と過ごす日々を妄想するのに一役買えればという気持ちも大いにある。自分が楽しみつつ、僭越ながら烏滸がましくも、公式から次の供給が来るまでの繋ぎになれたらなどと思うこともある。傲慢なのは重々承知だが、風前の灯火感溢れる作品にハマったのが初めてなので、要らぬ心配をどうしてもしてしまう。
なので大手サーチと、DMでお誘い頂いたランキングに登録してみたのだが、これといった効果は感じられず、現役時代を思い出し、ただ自分のテンションが上っただけだった。

本日も言い訳がましい何が言いたいのかよく分からない日記になってしまった。だめだ寝よう。

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