先日、陽太郎の誕生日と花園メンバー近場5月生まれであるN(なずなさん)T(たこつぼさん)M(私)で合同誕生日を開いてきた。場所は勿論おなじみのパセラ。バースデールームカラーアフタヌーンティープラン(7時間コース)だ。
待ち合わせ。一番乗りのNを迎えに行ったところ、目が合ったのにふいっと逸らされてしまった。何故だと責めたら別に私を見たわけじゃなかったらしい。そんな自意識過剰な合流を果たし、今度は少し電車が遅れてしまったというTを待ち伏せる為、出てくるであろう改札前に移動した。駅の柱にスマホゲームだろうか、二次元仮面ライダーの紹介映像が流れていた。わいわい言いながらそれを見ていたのだが、キャラの紹介画面が切り替わるのがあまりに速くて追えなかった。
そしてT到着。連絡は入ったものの、Tが見当たらない。今これを書くにあたってどうやって合流したか思い出す為に、待ち合わせ時のLINEを確認してみたところ、我々を見付けられなくて困っているTに、Nが「イケメンの前」と一言送り、無数の柱に映し出されている二次元の仮面ライダーを送っていた。T「どの？！」←ほんとそう。合流する気がなさそうなNの雑なヒントに今笑っている。他に目印になりそうな唯一無二の出店の名前を送って無事合流を果たし、いざ狂乱の宴へ。

今回のプランを利用するのは初めてだったので、どんなものかと扉を開くと、パーティー感にめちゃめちゃテンションが上がった。バルーンの色は選べないと言われていたが、ちゃんと合っている。部屋に入って荷物を置き、いざ飾り付け。
Nが持参してくれた風船(何故か縦長仕様)をお二人が膨らませてくれている間、私はクリアファイルとアクスタとポストカードを並べ、おにぎり型のアクキーネックレスを作業中のNに装着してもらった。黄色い風船にTの直筆虎が描かれ、一気にえんだんバースデー感が出てそれはもう大興奮。貴重な丸いオレンジの風船に陽太郎の名前を描いたのだが、セロハンテープを貼り直そうとしたら割ってしまった。なので縦長のピンクの風船(完全に老婆の乳房)に陽太郎の名前を書き、日付の書かれた水色の風船と共に壁に貼り付けた。

いい感じ。Nintendo Switchも無事接続できたところで、今回もTが連れてきてくださった陽太郎の等身大バスタオルを、室内のクッションを積み上げて設置させてもらった。

この会場、素晴らしすぎる。満場一致で「住みたい」だった。そうこうしているうちにカラーアフタヌーンティーが運ばれてきて、またしても気分爆上がり。Switchも起動し、大きなモニターにはえんだんのオープニング画面が映し出される。桃源郷はここにあり。そして始まる撮影会。

他にも陽太郎と一緒に撮ったり、会場を撮っている人の様子を隠し撮りしたりと、イイ写真がいっぱい撮れていた。そしてようやく席に座った時には、入室から約三時間経っていた。体感一時間くらいだったのでぎょっとした。

誕生日会を始める前に、私はまたしても厚かましく、先日購入したT、いや、たこつぼ様の同人誌にサインをお願いした。今回も快く描いてくださり、自慢したいのでこちらに載せておく。

ありがとうございます。一生大事に読みます。
サインも頂けたところでお誕生日開始。アフタヌーンティーを味わいながら、えんだんをプレイ。

約束ノ頁を一緒にプレイしたいと思っていたので、迷わず約束ノ頁を再生した。しかし、約束ノ頁は刺激が強い為、気絶者が出ないよう名前をあらかじめ「タモリ」に変えておいた。お陰で「いいともー！」「そ～ですね！」といった応援上演気分も味わえ、気絶者は出ず、Nが胸いっぱいで食が進まなくなっただけにとどめることができた。

約束ノ頁をプレイした後は、栽培の腕前を読んだり、実際に夢ビルドを見てもらったりしながら食事を楽しんだ。私の陽太郎ネックレスにドレッシングがベッタリ付いていたのには落ち込んだが、「陽太郎が服を守ってくれたんだよ！」の一言で立ち直り、お楽しみの贈り物タイムへ。ちなみに贈り物は陽太郎にあげるつもりで選ぶことを条件としていた為、私はお茶三種とお茶請けを用意していた。「おまえさま(緑)」「いちご(紅)」「ベル・エポック(紅)」の三種。本当はベル・エポックじゃなくてもっと“み”のあるお茶を探していたのだが、案内してくれた店員さんが、「紅茶を初めて飲む人に飲んでほしい、おすすめのブレンドです。」と可愛く笑うので、それにしてしまった。しかし、陽太郎が初めて飲む紅茶であることを考えると興奮したので、これで良かったと思っている。
贈り物は交換なのでアミダでという話しだったのだが、ルーレットアプリを用意していたので、それで決めることにした。しかしながら設定の仕方がバカだった為、交換はT→M、M→T、N→N、という結果になってしまった。どうにかやり直して、T→M、M→N、N→T、を導き出し、無事交換成功。いざ、陽太郎へ贈る時が来た。

渡す人は陽太郎(等身大タオル)に向かい、陽太郎が「贈り物…おれに、ですか？」と言ったら渡す。リアル贈り物体験だ。この為にNintendo Switchを持参したといっても過言ではない。各々撮影しながら陽太郎に贈り物を渡し、N大好物の下着の贈り物を流しながら開封の儀へ。

Tからは白地にワンポイントでにんじんが刺繍された靴下と、ねずみ？が刺繍された靴下二組。陽太郎にこういう靴下を履いてもらいたいという思いから決めたとのこと。わかる、絶対かわいい。それと桜湯の素&よもぎ湯の素。流石過ぎる。チョイスが本当に流石すぎる。さっそくよもぎ湯の贈り物の画面と一緒に撮影した。それからオシャレな金平糖。味はぶどうと焙じ茶。金平糖に砂糖以外の味があったとは…陽太郎が感激しながら一粒一粒大事にぽりぽり食べている姿が目に浮かぶ。そしてもう一つ。「夏場しのぎ」という名のボディークリーム。T曰く、陽太郎からこの匂いがして欲しいとのことで、先程嗅いでみたところ、解釈一致すぎてぶっとんだ。興奮しすぎてぶっとんだ。これはやばい。とんでもないぞこれは。なんてものを選んでくれたんだ…雄叫びを上げた後、爆ぜて飛び散って花火になれましたありがとうございます。

お二人が受け取った贈り物については、各所でご確認いただけると幸いに存じる。

狂気の贈り物タイムの後は、陽太郎に渾身のラブソングを捧げた。狂気の歌唱タイムの幕開けだ。ラブソングの他にも夢ソング、イメソンなど歌いつつ、いいねいいねと友人たちが想いを伝える様子を見守ったりして、じゃあそとそろ結婚しようかとなった際、Tが入れた「はじめてのチュウ」にウマ娘の声優和氣あずみ氏の歌声が入っていた。何故それを選んだのか今になって疑問なのだが、その場では何の疑問も持たず、私は隣で曲が入れられるのをただ黙って見ていた。よってどうなったかというと、和氣あずみvsTによる結婚バトルが繰り広げられることとなったのだ。「いいよいいよ」「勝ってる勝ってる」応援している我々も、おそらく正気ではなかったのだろう。
めでたく陽太郎と結婚した我々は、残りの時間、といってももうあと二時間程度だっただろうか。(このあたりは特にほとんど記憶が曖昧)21時までフリータイム適用できるとのことで悠々自適に好き好きに話したり歌ったりしていると、突然店員さんが訪れてきて、予約が入ってしまったので19時に退室して欲しいとのこと。時計を確認すると20分くらいしか残されていない。最後に一曲ずつ陽太郎に歌を捧げ、慌てて荷物を片付けて退室したのだった。

解散するにはまだ早いので、前回行ったバーガー屋にでも行くかと言っていたのだが、Nの膀胱がときめいていたのですぐ近くにあったコメダに入ることに。私はコメダに一度しか行ったことがないというと、Tがえ～！とコメダマウントを取ってきた。軽食の大きさなど教えてくれたが、よくよく聞くとTはコメダ三回目だった。ちょっと先輩なだけだった。
Nが膀胱のときめきを抑える為にお花を摘みに行っている間、専用アプリから注文することに。Tと一緒に見ながら全員分入力し、次々と注文の品が運ばれてきて、Tのピザと私のグラタンが運ばれたところで伝票が置かれた。しかしNのミックスサンドがまだ来ていない。伝票を確認すると、なんと注文していなかったのだ。Nのミックスサンドだけを。
私がポンコツなのは仕方がないとして、今思うとこれは待ち合わせの時のTの復讐だったのかもしれない。「イケメンの前」「どこの？！」この時の復讐を、私のポンコツ具合を利用して見事に果たしたのだ。コングラッチュレーション。

そんなこんなでラストオーダーまで楽しくしゃべり倒し、名残惜しくも解散の時間となってしまった。駅に向かう道中、ガールズバーのキャッチに遭い、行くわけなくない？と話していたら、Nが「オジサンだと思われたんじゃない？」と言った。まじかよそれなら仕方ないね！と納得し、駅構内でまた少しだけ話して解散した。
約半日遊んでいたとは思えないほど時間が一瞬にして過ぎ、動揺しながらお別れをしたのだが、もっと動揺したのが、実際に会って遊んだ回数がまだ2～3回だったということだ。何度も何度も通話アプリで会話しているので、感覚が麻痺していた。麻痺ついでにまた遊んでくれよな！

題:『今日のおれのブーツ』
記憶が怪しいので、答え合わせの意味でも各所の日記を楽しみにしている。