狂った女の丸出し日記

ソーセージ

2024/05/14 23:06
Yahoo ニュースに『意外と知らないウインナーとソーセージの違い』という記事があったので、どうせ大きさだろと思いつつもホイホイ開いてみた。そこに書いてあった内容を一部抜粋すると

「まず、ウインナーソーセージは太さが20mm未満、または羊の腸を使用したもの。一方のフランクフルトソーセージは20mm~36mm未満または豚の腸を使用したもの。そして、36mm以上、または牛腸を使用したものはボロニアソーセージと定義されていて、これが日本におけるソーセージの三大類型なんです」

とのこと。やはり大きさだったが、これは隠語として使えるのではないかと閃いた。あいつウインナーだったけど張りがあってパキパキしてたわ!とか、結局のところフランクフルトが一番丁度いいよね!とか、ボロニアまじ見掛け倒しだったわ!でかけりゃいいってもんじゃないよね!等、ありとあらゆるシーンで活用可能だ。

そこでお店のママがよく、「あんたのより業スーのお徳用ウインナーの方がよっぽどしっかりしてるわよ!」「練られすぎてて歯応えないのよあんたのチンは!棒刺せ棒!」「あらぁ、子どものお弁当にピッタリのサイズ!」と言っていたことを思い出した。言われた客はというと物凄く喜んでおり、女の子たちは爆笑。ママにしか許されないネタに私もかなり笑わせてもらった。
我々一従業員はというと、下ネタをかわす際には慎重にならなければならない。一番多いのは平たく言うと「やらせろ」。これに対してクソ真面目に答えると相手の思うつぼであり、お水としての力量が試される。そういう言葉の戯れをしたいだけの場合と、身の程知らずにも本気の場合がある。相手の性質にもよるが、初手として効果的なのは「え〜、ハジメテダカラヤサシクシテネ?」「あと10キロ痩せるから、それまで待ってて!」「続けて五回できないと話にならないけど大丈夫〜?」「自信あるってこと〜?めちゃくちゃ期待しちゃうけど大丈夫?」「先にママを満足させることができたらいいよ!」「島買ってくれなきゃやだー!するなら買った島で朝から晩までするでしょ!」等と笑い話として流すことだ。それでもしつこく無粋な場合はママやお姐さんたちに相談して助けてもらう。客に恥をかかせないことが鉄則だが、辱めが好きな場合もあるので見極められないうちはママに投げるのが無難だろう。
水商売は蔑まれがちな仕事だが、社会と男女、人間関係の裏表あれこれを深く知れる社会勉強にはもってこいの仕事であり、精神力が鍛えられて少しのことでは動じなくなる。店によっては時々自分を見失いそうになりストレスもハンパなく、純真と恥じらいと初々しさは失われるがその分金もいい。
ただやりすぎると件のホステスのように殺され兼ねないので、金銭に対する貪欲さとお客との距離感は程々にしておかねばならない。基本的に客は金だと思って接客するけど、人間だということも忘れてはならない。
もうお水に返り咲く事は二度とないが、辛かったことも含めとてもいい経験ができたし、夜職の女性たちの強かさに大変好感を持っている。

何の話をしていたか。そう、ソーセージ。近頃シャウエッセンが胃にもたれることがあるので食べ過ぎには注意が必要であり、うちのわんこのポークビッツはプリプリしてて大変かわいらしく、テレビを観ながらつい触ってしまうので気を付けよう!

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