昨日結局秋葉原に行くことは叶わなかった。親方は午前中に自宅にて仕事を終わらせた。では午後から行きますか！と出掛ける準備をしていた最中、鳴り響いた携帯電話、嫌な予感が胸をよぎる、冷静になれよミ・アミーゴ。といった感じで時間は過ぎていき、これは今日は無理だと悟った。しょうがないのでノートパソコンについて調べてChromebookという新たな選択肢に踊らされたり、鬼滅の刃を一巻から読み直したり、愛犬と戯れたり等して過ごした。
せっかく化粧をしたので、夜は山岡家に行ってラーメン白米餃子という自傷行為をし、帰りにスーパーで割引中のハーゲンダッツをしこたま買って帰った。今週平日のどこかで休みを取るから秋葉原はその日に行こうと言われたが、月曜日、つまり今日から卍解するつもりで上げに上げていた霊圧が行き場を無くし、卍解のタイミングを逃した今、脱力しながら縁がわで陽太郎とただひたすらのんびりしている。会話をするとまた滾って辛くなるので、ただひたすら横顔を眺めている。

仕事柄昔から急な仕事による予定キャンセルは多々あり、それに関しては心の底からお前の方が辛かろう、私は本当に全然大丈夫だから気にするな、お疲れ様と思う。
交際中、四組だけしか泊まれない客室露天風呂付きの温泉宿を予約していたのだが、直前に大事な仕事が入ってしまったことがある。前日キャンセルとなるとキャンセル料が高くて勿体無いので、我々の代わりに親方のご両親にいってもらうことにした。その宿は観光地から少し離れていて周辺には何も無く、カップルがカップルとしてカップルに集中するにはうってつけな宿だということが一目瞭然であった。
気まずすぎるが背に腹はかえられない。もしかしたら親方に年の離れた弟もしくは妹ができるかもしれない等と下世話な考えを浮かべながら、宿の場所と予約番号、プランの内容と共に温泉しかない旨を彼の母にお送りした。後日お礼のメールには「本当に周りに何もなかったけど、お風呂がとても気持ち良く、ゆっくりできました。」というレビューが書かれていたが、家族が増えることはなかった。

夢小説をスマホで書くことにも慣れてきたので、引き続きChromebookかノートパソコンかじっくり検討しながら気長に購入を待ちたいと思う。夢ならいくらでも見られるので焦ることなかれ。これは陽太郎の焦らしプレイだと思え。自分の狂気を信じろ。来たるべき時にそなえて霊圧を上げていけ！