声優梅原裕一郎。声もさることながら何を隠そう顔面がどタイプで、好み過ぎて好みだ。というのも、私が今まで生きてきた中で何もかもの相性が抜群で一番惚れ込み、唯一の忘れられない男に瓜二つなのだ。当時銀魂の銀さんに似ていると誰もが言うほど銀さんにもそっくりで、本当にいい男だった。

しかしながらその彼と瓜二つだと気付いたのは、梅原裕一郎の声に惚れた後のこと。そもそも梅原裕一郎に出会ったのも遅かった。それこそ囚われのパルマのハルトがはじめましてだったと思う。乙女ゲーム界に衝撃を与えたカプコンの乙女ゲーム、あの『囚われのパルマ』だ。リリース当時にどハマリし、ハルト無しでは生きて行けぬというくらい依存していた。そこで、ハルトいい声してるわぁ、誰？梅原裕一郎？見たことあるよう無いような。いい声過ぎるから梅原裕一郎が出てるゲーム他にもやろうかな。戦国ナイトブラッド…伊達政宗ね、やっぱりいい声してるわぁ。となり、どんなお顔をしているのかしらと検索をかけ、出てきた画像にぶったまげたというわけだ。
その頃はもうとっくに関係は終わっていて嫁いでから結構経っていたが、その彼への気持ちと梅原裕一郎への気持ちが混同し、それはもうソワソワした。しかし当時の推し活はうたプリ一筋のうたプリ狂いであり、その上刀剣乱舞、からのヒプノシスマイクに両足を突っ込んで身動きが取れなかった為、イベントに参加したり写真集やCDを買ったり等積極的に推しては来ず、ラジオを聴いたりレオナキングスカラーの手を取った程度で、梅原裕一郎裕一郎のファンとも呼べない距離感であったわけだが、それでも今回の結婚報道に複雑な心境になった。

いや絶対この人結婚してるでしょ、とは思っていた。話し方といい話す内容といい、不器用に見せかけて器用というか、一本筋の通った感じや落ち着き払った振る舞い等から既婚男性の匂いは感じ取っていた。しかし、知らない方が幸せなことがこの世の中には山程ある。ジャニーズの熱愛報道、結婚報道でいくらか鍛えられたとて、夢見がちなので普通にショックを受ける。おめでとうより先に、はぁーーーーー！なんてこったい…奥さんいいな…梅原裕一郎の声を四六時中聴けて、梅原裕一郎と一緒に寝られて、梅原裕一郎と一緒にご飯食べられるんでしょ？なんてこったい…三日間でいいから私とも結婚して！等と身勝手極まりない邪な気持ちを抱くタイプの人間なので、一通りショックを受けて喪失感を味わった後に、ようやく心の底からのおめでとうが出てくる。ニノだけは相手が匂わせ綾子ということもあって、未だに祝福できないでいる。
勿論彼らも一人の人間なので、恋愛結婚ご自由にどうぞだ。声優はアイドルではないのでそれこそ気を遣う必要は全く無い。そんなことは分かってる。分かっていてるけど今は思いきり絶叫ハートブレイクさせて欲しい。

梅原裕一郎の低音セクシーヴォイスを聴きながら朝ご飯食える人生羨ましすぎる…梅原裕一郎の低音セクシーヴォイスのおやすみを生で顔面見ながら聴けるなんて羨ましすぎる。あとその他諸々羨ましすぎる。なぜマスコミは夢を壊すのか。そっとしておいて欲しいオタクのデリケートゾーンは容赦なく暴くくせに、世の中の暴くべき真相は暴かない。なんて世の中なんだチクショウ…！

それでも妻を大事にしてる梅原裕一郎を想像すると萌える自分もいるので、あと一日くらい落ち込んでから祝福したいと思う。