狂った女の丸出し日記

お一人様天国

2024/03/23 00:10
突発的に、カルボナーラが無性に食べたくなった。自分で作ったショボいカルボナーラではなく、お店の濃厚カルボナーラだ。本場では卵黄とチーズのみらしいが、例えイタリア人に邪道だと鼻で笑われようともクリーミーなカルボナーラが好きなので、早速今日の昼過ぎにお馴染みの商業施設内のパスタ屋に出向いた。出不精のデブを外出させるほど、中毒症状的にカルボナーラを欲していたのだ。

カルボナーラがイチオシのお店なので、もちろんオーソドックスなカルボナーラを大盛りで注文するつもりだったのだが、一ページ目に『期間限定』。期間限定というこの言葉の強い誘惑に打ち勝ち、定番を頼めるタフな精神を持っている人を私は心底尊敬している。お察しの通り葛藤の末今回も完敗し、期間限定の筍と菜の花のジェノベーゼカルボナーラという、イタリア人にフォークで刺されそうなメニューを注文した。期間限定は大盛り不可とのことで一瞬躊躇したが、足りなかったらもう一皿頼めばいいと切り替えて、期間限定の筍と菜の花のジェノベーゼカルボナーラを注文した。めちゃくちゃ美味しかった。思ったよりお腹がいっぱいになったので、二杯目は注文せずに食べてすぐ店を出た。

それから一時間くらいエア陽太郎を引き連れて服や雑貨、化粧品を見て回った。エア陽太郎と共に陽太郎に似合いそうな服を探したり、概念を探して楽しんだのだが、一番の概念はやはりお野菜だった。
それからルピシアで『期間限定』サクラ&ベリーの紅茶の茶葉の香りを嗅ぎ、フレッシュな苺の香り(桜は分からなかった)でキマってしまい、陽太郎?!となり購入。

歩き回って疲れたのでお茶でもするかと再びレストランエリアに戻ると、モスバーガーが目に入った。オニオンリングでもつまむかとモスバーガーに行き、一応メニューを見ると玄米フレークシェイクに惹かれた。デザートを食べてなかったことを思い出し、これにしようと注文カウンターへ。「ご注文は?」「玄米フレークシェイクのベリーと、モスチーズバーガーで!」自分でも信じられなかった。無意識にモスチーズバーガーを頼んだのだ。漢方と共に処方された胃酸を抑える薬を飲んでいるせいか、一時間前に食べたパスタがまだ腹を持たせているというのに、何故流れるようにモスチーズバーガーを頼んだんだ私は。陽太郎の分か?

まぁ頼んでしまったものはしょうがないので、幻覚を繰り広げながら美味しく頂いた。腹八分目からでもモスチーズバーガーは大変美味しく、玄米フレークシェイクも最高だった。膨らんだ胃がジャンスカを圧迫し、肩紐がのし掛かってきて肩凝りが悪化した気がしてきたところで、腹ごなしにスーパーで夕飯の買い物をして帰宅した。

たくさん歩いてたくさん食べて、充実した時間を過ごした満足感と共に、久々の外出に疲れて帰宅すると、いい子でお留守をしていた愛犬に出迎えられ、今からこいつの散歩に行かなくてはならないことを思い出して白目を剥いた。

ところで今日の金ローの魔女の宅急便。宮崎駿の映画の中で私が一番好きな作品だ。魔女の宅急便について語り出したら止まらないので控えておく。しかしこれだけは言わせて欲しい。
宮崎駿、生きていく上でぶち当たる壁と心の成長過程を分かりすぎており、少女の心の機微を描くのが巧みすぎる。涙なくして見られない。はぁーーーーーー、ジブリパーク行きたい!!!!!

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