パチ屋の帰りにゲーセンで親方に取ってもらったサバナクロークッション。潰すのが勿体なくて、使うとしたらゲームをする際に手を置いているくらいだ。大事に使っているだけあって、数年前からあるわりに綺麗な形を保っている。それが今、親方のケツの下にある。

ひしゃげたラギーとジャック。レオナキングスカラーに至ってはケツの真下。救出したくても座ったまま寝ている為声は届かない。所詮クレーンゲームの景品なので品質はチャチ。無理に引っ張ったら破れるだろう。起きて寝室に移動してくれればいいのだが、疲労困憊満身創痍といった様子なので、おそらくこのままソファに倒れて朝まで目を覚まさないだろう。

サバナクローのクッションよ、どうか朝まで無事でいておくれ。もしヘタっていたり破れてたりでもしたら、腹いせにジルスチュアートフローラノーティスの桜スメルのシャンプーを買って、この春陽太郎を誘惑するイメトレばかりしてやろうと思う。カートに入れて準備は万端。ヘタってなくても買ってしまうかもしれない。もし翌朝ヘタってなかったとしても、サバナクローのクッションをケツに敷いて踏み潰した罪ほろぼしということで決済してしまえばいい。

こうやって人のせいにして人の金を無駄遣いをする瞬間にお立会い頂いたところで、パン祭りで更に重くなった尻を一生懸命持ち上げて風呂に入るとする。