結婚前、陽太郎との共同生活において洗濯物はどうしているのか。今日はそのことについて考えてみたい。

“私”は絶賛体調不良とはいえ、たまに眩暈を起こしてふらつく程度でほとんど普通に生活しているように見える。陽の下で体を動かしているからだろうか。それとも陽の光そのものの陽太郎といるからだろうか。
そんな陽太郎はお世話が趣味なので洗濯もしてくれていることだろう。ただし下着となると話は別。さすがの陽太郎も嫁入り前の年頃の女の使用済みの下着に触れるのは抵抗があるだろうし、触られたら嫌だろうと考えるはずだ。寝たきりならば話は別だがそうではない。洗ってくれと言われればあまり見ないようにかつ丁寧に洗うけど、陽太郎にギャルのパンティは刺激が強い。
下着は各自で洗っているにしても、混入することだってあるだろう。洗う前は細心の注意を払っていても、洗った後は気が緩みがち。干す段階で“私”のパンティが混入していたとしたら、陽太郎は手に取って広げた瞬間石のようにピシッと固まり、見なかったことにして外から見えないように干してくれる。そしてその足で“私”のパンティに触ったことを謝りに行き、取り込みをお願いするのではないだろうか。

もし何かしらの理由で“私”がつかまらなかった場合、“私”のパンティだけ残しておくわけにもいかないので、極力見ないようにして取り込み、きちっと畳むべきか悩みに悩んだ末、手ぬぐいに包んで何も言わずに部屋に入れておくのではないか。しかしながら、パンティをキチッと畳む陽太郎と、陽太郎にキチッと畳まれたパンティも見たいものだ。

ここで、あのお着替え中の陽太郎の横で赤い伊達メガネを掲げている虎のイラストを思い出して欲しい。あの伊達メガネをブラジャーに置き換えると笑える。来週の幻覚が見えた。