先日手相を占った。病状もそうだが、説明を受け続けていると途中から全く耳に入ってこなくなる。何故か？それは私にも分からない。

今回の占い結果によると、私はパワフルでカリスマ性があるので、何をしても成功し一流になれるとのことだった。リップサービスを真に受けてまんざらでもない気になったが、よく考えたら家からほとんど出ないので、手相に刻まれた潜在能力を発揮する機会がない。思い当たることといえば自堕落のカリスマだろうか。怠けさせたら右に出るものはいないという自負がある。また、リアルゴリラなので力量においてパワフルなのは間違っていない。先日も耳かきを意図せず手折ってしまったばかりだ。かつて親戚と焼き肉屋でさんざん肉と米を食らった後、〆に石焼ビビンバを食べていたところ、イトコにダイソンと呼ばれたこともあるので、それが手相に現れているというわけだ。
それから、欲しいものは何としてでも手に入れないと気が済まない性質で、実際それだけの力があるとも言われた。確かに欲しいグッズは何としてでも手に入れてきたし、無職の今でもなんやかんやそれらしい理由をつけて目も当てられないほど駄々をこね、己の欲望を押し通している。

占いの結果と己の今までの行いを踏まえると、私は剛田武。つまりジャイアンであるという結論に至る。相手の気持ちに鈍感だとも言われたので、劇場版の要素が皆無のジャイアンですよろしくどうぞ。

そんなジャイアンこと私は本日、今年書き始めの夢小説に取り掛かったものの、なんか全然駄目だった。場面の文は打てども、繋ぎの文が出てこなかった。例の如く完成しないうちに次の話に手を出していき、結局何も完成しないこのもどかしさ。そして集中力と体力の無さと、ソリティアの誘惑に悩相変わらずまされるばかりである。

また、夢小説を書くにあたって鉄剤の必要性を強く感じた為、億劫極まりないが病院に行って、「ボエー♪ありったけの鉄剤よこせボエー♪」と内科医の胸ぐらを掴んでくるしかなさそうだ。