狂った女の丸出し日記

逢引き

2023/07/13 22:07
えんだん絶叫系
あいびきと聞くと、私は挽き肉の方を真っ先に思い浮かべてしまうしチラついてしまう。なのでここではデートという言葉を使おうと思う。陽太郎とデートするなら皆様はどこへ行きたいですか?時代背景を無視するならば、私はベタに夢の国に行きたい。想像してみて欲しい。二人で選んだ被り物をして楽しそうに笑っている陽太郎を…写真を撮るのに夢の国のキャラクターと並んでいる陽太郎を…下手したら自分よりウキウキはしゃいでる陽太郎を…ソン(尊)!
どの被り物にしようか。主役のネズミご夫妻のお耳で揃えるもよしだが、虎ってことでディガーもいい。ハチミツ仲間としてプーもいい。陽太郎はヘアバンドタイプより、頭から被るタイプ(調べたらファンキャプと呼ぶらしい)の方が似合いそうだ。同じ白いパーカーを着てイロチのアディダスを履いて、歩きながらチュロスをむしゃむしゃ食べたい。食べ終わったらお互いに口周りについた砂糖を手で払い合って、にっこり笑って次は何乗りますか?なんて聞かれたい。パークを歩いている時は陽太郎の腕に掴まって、二人で乗り物の位置を確認しながらそこを目指して歩くので、並んでいる時はお互い顔を見ながらおしゃべりに興じて、乗り物にライドする時は必ず陽太郎の手を借りてライドしたい。あわよくば陽太郎の膝の上にもライドしたい。そして肩と肩を寄せ合ってアトラクションを楽しみたい。仮眠場所ともいえる(個人的に)小さな世界でも、陽太郎となら不気味な人形たちを見ながら話が弾むに違いない。陽太郎と行くなら断然ランドだが、海の方に行ったとしても陽太郎といればダッフィー女子を見ても何とも思わなくて済むだろう。

強火のダッフィー担だったら申し訳ないが、バカデカいダッフィーを抱いてダッフィーの耳カチューシャを装着し、フリフリワンピにフリフリ白靴下を履いて自撮りしている女は漏れなく承認欲求インスタティックトック加工地雷女であり、そういう港区女子の卵勢がキメ顔を調整しながら自撮りをしているのを見ると現実に引き戻されて興が冷める。パークに来る目的と楽しみ方は様々なので撮影に興じるのもいいが、それいつ終わりますか?くらい同じ場所をいつまでも陣取って、子どもを撮りたい親御さんが場所を移動するのを見ると何とも言えない気持ちになる。
せっかく撮ってアップするならかわいく映りたい気持ちも分かるが、港区女子とその卵のゆるふわダッフィー抱っこ自撮りキメ顔勢の実態は、鞄の中が汚いかトイレの使い方が汚いか腹の中が汚いかのどれかで、もしくは全てを兼ね添えている。そしてすぐ人の男に手を出す。
クソデカダッフィー抱っこは前述の通り強火のダッフィーオタや彼氏か狙ってる男と来ていてアピールしたいということであれば微笑ましいが、女子グループの場合十中八九潰し合いだ。友達がブサイクに映っていようと自分が一番かわいく映っている一枚をSNSにアップする。むしろ友達がブサイクに映ってるやつをあえてアップする。同じメンバーで撮影した同じ画像のはずなのに、加工を施しているのは自分とその両隣だけなので、同じ格好をした別人が混ざっているなんてザラだ。それが彼女たちの楽しみ方なので口を挟むことではないが、申し訳ないが私は彼女たちをそういう目で見ているし、そういう部分に関しては非常に好感が持てる。ただしその地味にえげつないキャットファイトの先に何があり、何が残るのかは不明である。

話を戻そう。私はパレードやショーは観ずにその隙にアトラクションに行く派だが、陽太郎と観るパレードやショーはさぞ楽しいことだろうと思う。ただでさえスペクタクルなのに、一緒に観ているというだけで相乗効果が倍以上だ。すごく綺麗だったねと語彙力ゼロの感想を繰り返し言い合って、最後は立ち止って花火を見上げたい。花火を見上げている陽太郎のパーカーの袖を引っ張って、こっちを向いたところで背伸びして唇を奪い、花火に照らされた陽太郎の照れ顔で〆て泊まらずちゃんと電車で帰る。電車の中では先に私が寝てしまい、隣のオジサンに頭を預けそうになったら陽太郎が自分の肩に頭を寄せてくれて、そのうち陽太郎も私に寄りかかって寝てしまう。そしてギリギリで起きて慌てて降りる。とまぁ、そんな感じで我ながら凄くいい脳内デートができたのではないかと思う。

今度は三人で遊園地に行きたい。生半可な遊園地ではなく、富士急のようなガチの遊園地がいい。この妄想はまた後日するとしよう。いっそ書いてもいいかもしれない。遊園地ネタは根気と時間を要するが、その分とても楽しい。自由に夢見て自由に書く。これぞ夢小説の醍醐味である。

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