狂った女の丸出し日記

ただいま!

2023/07/04 00:05
お気持ち
人生の節目を迎えてから夢小説というものから離れてだいぶ久しいが、まさかまた夢小説を書く日が来るとは思っていなかった。しかもここ、森に戻ってくるとは夢にも思わなかった。すっかり現代風になっていて、トップページから何から作るのにめちゃくちゃ苦労している。

昔はあんなにタグを使いこなしていたというのに今となってはサッパリで、リンクの色変えたいのに変えられず、本棚の名称をカラーコード丸出しで載せる始末。pixivの投稿が簡単すぎて、森の難解さには頭を抱えて疲れて何度も諦めそうになる。それでもやめないのは、苦労した分だけ愛着がわくことを知っているからだ。それにやっぱり自分の城はいい。見たり読んだりするのはpixivとTwitterが便利だが、書くとなると私はどうも居心地の悪さを感じてしまう。常時コミケみたいに男女混合のありとあらゆるジャンルが隣り合わせにあり、全てがお手軽な分オタクからそうでない人まで生息している。もしSNSで晒し晒されが当たり前のティックトックで踊ってみた勢みたいな人種の何かに触れてしまったらと思うと恐ろしくてしょうがない。踊ってみたもだいぶ恥ずかしいけどな。ティックトックのあの新人類の求愛ダンスみたいな目を覆いたくなるような動画が、ティックトックを見てないのに地上波の音楽番組で突然流れてきた時には戦慄した。いかにも承認欲求が強そうな肉食女子が、上目遣いで原型も分からないほど加工してぶりぶりに踊っていたのだが、それは合コンの二次会のカラオケで内々にやって欲しい。踊ってみたはニコ動のハレ晴れユカイでお腹いっぱいだ。
そんな感じでなんというか、変な外人とのシェアハウスオンリーの団地の一室を間借りしているようで落ち着かないのだ。

その点個人サイトは本当に素晴らしい。当時は好きなサイトを見つけてハマって日参し、勇気を出して管理人様にご挨拶と長いクソキモ感想文を送って仲良くさせてもらったこともあった。キリ番踏んでイラリク夢リクできた日には昇天したものだ。お応えしてもらえた作品は地面に額をこすりつけながら受け取り、エロ画像のように大事にカモフラファイルに保管して、死ぬほど気持ち悪い顔でニヤニヤ眺めていた。逆にキリ番踏みました!と貴重なユーザー様に嬉々としてご報告&リクエストを頂いた時はめちゃくちゃ嬉しくて、身が引き締まる思いで書いて出来上がった的外れな夢小説を、地面に頭をめり込ませながら献上してひたすら謝罪をしていた。楽しかった。

何が言いたいのか自分でもよく分からなくなってきたが、とにかく私は古巣に帰ってきてよかったと思っている。自分の城を築き上げてそこに腰を落ち着けて、見るに堪えない気持ち悪い妄想を粛々と堂々と書いていきたい。狂おしいほどの愛をたくさん詰め込んだ話で本棚をいっぱいにして、どっぷり浸りたい。台詞に鍵括弧つけたい。
その為にはまずアジトという名のホームページを完成させなければならない。こうしている間にも、どんどん夢が浮かんでくる。早く新しい森の操作に慣れて、本格的にやっていけますように。

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