始まり

第0話
鏡創世界。

 この世界は原初の神クロノスが作り出した世界。御伽話の中にはこの世界とそっくりな世界があるらしいが、それを確かめる術はないし、所詮は御伽話なのだからと誰も信じていなかった。

 クロノスが作り出した世界には、外の世界からこちらに敵意を持って攻めてくる恐ろしい怪物がいた。
 それがディアボロ。人に近い形の怪物もいれば、動物の形を模した姿もある。人々に恐怖を与えるような恐ろしい外見をしているのだ。

 そんなディアボロに対抗すべく、原初の神クロノスは神話に語られる神たちの名前を器のある者に与えた。それをデューと呼んだ。
 だがデューだけではディアボロを完全に屠ることはできない。
 クロノスはもう一つの権能を自分の世界の人々に与えた。それがフェデーレ。10歳からの男女が発現するもので体を武器に変身させることができるのだった。

 フェデーレがデューと手を取り合い、契約を交わすことでフェデーレは武器に変身ができ、ディアボロを倒すことができる力を手に入れることができる。
 ディアボロは絶えずクロノスが作ったこの世界にやってくる。デューもフェデーレも数を増やすことで対策を講じようとしている。
 数が増えたデューとフェデーレは教会〈レグリース〉が統括し世界各地に支部を作り、世界各地の有名な名前のデューを"教会の神位"として各支部の地区を管轄することになった。

 それが200年前には教会の基盤として定着し、デューとフェデーレの数はディアボロの力と拮抗していた。
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