第14話
夢小説設定
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ホテルへ戻ると、入り口でサイタマに会った。
1人で部屋にいるのもなんだし、近くを散策していたんだとか。
まだ夜遅いというわけでもないしトランプでもしようという話になって、3人は自動販売機で飲み物を買ってからエレベーターに乗り込んだ。
ポーンと音がなり、サイタマの部屋のあるフロアへと着く。
「私がトランプ取ってくるから先に部屋行って待ってて」
と2人をエレベーターから下ろすと、楓香はその2階上のボタンを押した。
自分の部屋に戻りドアを閉めると、そのままもたれかかってため息をつく。
そっと胸元のネックレスに触れると、まだ心臓はドキドキと大きな音を立てていた。
さっきの光景がフラッシュバックする。
「綺麗だ・・・」
あんなこと、初めて言われた。
思い出しただけで顔中に血が集まってくるのを感じる。
本当は叫びたい気分だったけれど、ふたりが待っていると思って、鞄からトランプを取り出すとすぐにサイタマの部屋へと向かった。
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