第10話
夢小説設定
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「・・・・・・は?」
(ダメだ、20文字以内だけど全然意味わかんねえ)
「暴走サイボーグに家族を奪われてから、俺は人肌が恋しかったのかもしれません。
楓香は俺の2つ下ですし、なんだか妹のような感じがして」
「・・・・・・・・・」
呆れるあまり何も返せない。
さっきの話に出てきた言葉からして明らかに楓香に対して家族のとは違う意味の愛情を抱いているようにしか思えない。それなのに結論が “妹の様に思っている” になるのはどういうことだ。
ジェノスのあまりの鈍感さにサイタマは頭を抱えた。
「・・・ジェノス」
「はい!」
勢い良く返事をするジェノスに言い聞かせるように言った。
「お前もう1回考え直せ。
本当に楓香のことをそう思ってんのか?
これは強くなるとかヒーローがどうとかそれ以前の問題だからな」
もう1回じっくり考えた上で結論が変わらなかったならもう口出しをする気はない。
ジェノスは疑問を抱えながらも頷いた。
「・・・わかりました」