Prologue
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「!?」
楓香も地底人たちも何がなんだかわからず、頭の上にはてなマークを浮かべている。
「地上は俺が守る!」
潰れた地帝王の上にはハゲた男の人がいた。
「さあ、やろうか!!」
しーーーーん。
「え?」
(何この人・・・・・・)
「はっ!*そういえば・・・・・・」
地帝王はもう動かないが、残りの地底人たちを倒さないと食べられてしまう。
(なんとかしな・・・・・・)
「「あれ?」」
地帝王を倒してくれた人と、地底人たちのいた方を振り向いた楓香の声が重なる。
『すいませんでした』
地底人たちが出てきた穴の淵に、そう書かれた白い旗がささっている。
「まじかよ・・・・・・」
男の人はそう言ってくるりと後ろを向いてとぼとぼと歩き出した。
「え、ちょっと待って!*助けて!」
「ん?」
男の人は、たった今楓香に気づいたかのように言った。
「どしたの?」