第7話
夢小説設定
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(もうダメだ・・・)
隕石があのまま落ちて来たら、このドームもひとたまりもないだろう。
諦めそうになったその時、ジェノスの前に誰かが立った。
黄色い服に真っ赤な手袋とブーツ。
風にはためく白いマント。
サイタマだ。
サイタマは隕石に向かって跳び上がった。
そしてそのまま隕石に突っ込む。
遠くてよく見えなかったが、隕石にパンチを食らわせたのかもしれない。
青白い光を放ち、隕石にヒビが入る。
やがて隕石は砕け、いくつもの欠片が地上に降ってきた。
そのうちのいくつかが氷のドームにぶつかる。
「ヒビが・・・!」
楓香はドームが崩れないよう、力を振り絞って氷を支えた。
しばらくして、隕石の欠片が全て地面に落ちた。
ドームの上から中を覗く。
ドームが崩れなかったおかげで、中にいた人は無事だったようだ。
ドームの中で歓声が起こる。
「よかっ・・・た・・・」
疲労と安堵で一気に力が抜け、楓香はその場に倒れた。