第5話
夢小説設定
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『 “ヒーロー名簿” とは
全国にあるヒーロー協会の施設で体力テストや正義感テストを受け、一定の水準を超えれば正式にヒーローと名乗ることを許されヒーロー名簿に登録される。そうして協会に認められた者はプロヒーロー(職業ヒーロー)として協会の募金に寄付された金額が働きに応じて支払われる。
ヒーロー名簿に登録する際には実力ランキングや人気ランキングなどにも登録され、世間は常にそれらのヒーローたちの話題で盛り上がっている。
中にはファンクラブを持つヒーローも少なくない。
【注】世間一般でいうヒーローとは名簿に登録されたプロヒーローのことであり、いくら個人で活動していても自称ヒーローでは妄言を吐く変態としか認識されず、白い眼で見られる』
「こんなのあったんだ・・・」
「・・・・・・・・・・・・知らなかった」
サイタマはがっくりと肩を落とす。
「プロのヒーローが出てきたのは、丁度3年ほど前からです」
「ヒーロー・・・」
(私も少しずつ戦えるようになってきたし、トラウマをなくすいいトレーニングになるかもしれない)
「ジェノスは登録してんのか?」
サイタマの問いにジェノスは答える。
「いえ俺はいいです」
「私、登録したい」
2人はびっくりして楓香を見た。
「もっと強くなりたいから」
サイタマはにっこりしてジェノスに言った。
「楓香もやりたいって言ってるし、3人で登録しようぜ! 一緒に登録してくれたら弟子にしてやるから!」
「行きましょう!」
私たちは3人でプロヒーローを目指すことになった。