第1話
夢小説設定
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「それじゃあサイタマ、おやすみ」
「おう楓香、また明日な」
楓香は昼間に他の空き家から
「よっ、と」
布団を抱え直して隣の部屋のドアを開ける。
隣の部屋もサイタマの部屋と似たような間取りだった。
さっき掃除したばかりのリビングに布団を敷き、上にタオルケットをかける。
一応布団は洗って干したが、知らない人の使っていたものだしそのまま使うのはなんとなく嫌なので、サイタマにタオルケットを借りたのだ。
布団に仰向けに寝転がり上からもう1枚のタオルケットをかけた。
幸いなことにタオルケット1枚でも寒くはなかった。
「ふぅ・・・」
(今日はいろんなことがあったなぁ)
正直まだ頭が追いつかないけれど、少しは受け入れられるようになってきた。
それにしても自分にこんな夢を見るほどの想像力があるとは思わなかった。
夢が覚めたら小学生の妹に寝る前のお話として語るのもいいかなと思ったが、怖がりな妹に怪人なんてバケモノの事を話すのは良くないし、心の内に仕舞っておくことにした。
「いつ終わるのかな、この夢・・・」
目を瞑りながら、楓香はあることを思い出していた。