珈琲いかが?

08.いつものテイクアウトのお客さん






マルコ「はー、百獣海賊団の幹部がねェ」





『あー、なんかもう怖い。押し掛けてきたらどうしよう私死ぬ』





マルコ「でもちゃんと金払って持ってったんだろ?大丈夫大丈夫、オヤジもここのコーヒー気に入ってんだから問題ねェよい」






『え』





マルコ「ん?」




『オヤジもって、白ひげ?え?ウチの豆のコーヒー飲んでるの!?あの!?四皇の!?ウソ!?;』





マルコ「ウチも酒にアレンジしてるけどな、おれが帰りに豆買って帰るのはそういうことだよい」





『百獣海賊団といい白ひげ海賊団といい恐れ多いんですけど…』








マルコ「海賊相手にコーヒー出してんだから何も怖くねェだろ」





『いやだって話してみたら優しいし良い人だったりするから…そういえばそうだ言われてみたらそうだ。え私と私のコーヒー凄くない?』






マルコ「コーヒーは美味いしそのコーヒー淹れてくれる店長サンは肝が据わってる。」




ポンッと頭に手をおかれる




『ありがとう?…』





マルコ「今日も焙煎したコーヒー豆買ってくよい。あとアイスコーヒー頼む」




『…今用意するね、なんかさっきまで不安だったのに元気出た。ありがとうマルコさんやっぱり歳上って素敵。』





マルコ「そりゃどうも」







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