珈琲いかが?

04.カプチーノのお客さん




『いらっしゃ……………





お店今日は閉めますお引き取りを』




キャベンディッシュ「∑何故だ!?」




『いやフラッシュ眩しいし貴方のファンが写真撮る為だけにうちの店の席座るのも嫌なの。そういうのお客様じゃないから。』




キャベンディッシュ「わかった、ぼくのファンに嫉妬してるんだね?フフフ、大丈夫、言ってくるから」




『いや全然わかってないけど』



そう言い店から出てその件をファンに伝えているキャベンディッシュ



『(面倒くさいななんか…)』




キャベンディッシュ「さて、やっと二人きりになれたね」



『…はぁ……「恋のため息?」違うけど、先が思いやられるため息なんだけど』




キャベンディッシュ「ぼくへの想い?」



『ねぇ大丈夫?ポジティブなの?自分の都合の良いように言葉が変換されるの?どうなってるの?』





キャベンディッシュ「ラテアートとかできるかい?」



『…まぁ、簡単なものなら』



キャベンディッシュ「じゃあカプチーノを頼むよ、ラテアートもね☆」(ウィンク)




『………顔は可愛いのになぁ』



キャベンディッシュ「なんのこと?」



『…気にしないで』




   そして




『はい、カプチーノどうぞ』




キャベンディッシュ「ありがとう、



いっぱい想い込めてくれた?このラテアートのハート」




『うんうん、言っておくけどここメイド喫茶じゃないからね』





キャベンディッシュ「わかった、照れてるんだね?」




『うんうん「流さないでくれ」美味しい?うちのカプチーノ「うん」良かった』

マグを拭きながら少し微笑む



キャベンディッシュ「……………」



『………ん?



ん?何?…なにこれ』




キャベンディッシュ「ふふ、キミとぼくを結ぶ赤い糸だよ」




『…なんか可愛いことするね』



互いの小指にどこからか取り出した赤い糸で結ぶキャベンディッシュ







『いやでもごめんこれだと仕事できないから』




バルトロメオ「…………」




   ブチッ



『あ』




キャベンディッシュ「バルトロメオ貴様!!」




バルトロメオ「店長これ!!この手配書さ店にはってぐれ!!」

麦わらの一味手配書持参



『あ〜、ちぎっちゃった』





キャベンディッシュ「∑無視するな!!」





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