『……おかえり、父さん』




ドレーク｢ただいま｣




ドレークが帰宅


リタは何もせずただソファに座っている




しばらくしてドレークもリタの隣に座る





ドレーク｢……｣




『…………』





ドレーク｢………｣




最近あきらかに口数が少なくなってしまったリタ





リタについては全員勘づいてはいる



が、聞いてもリタは認めない





『…………………父さん…』





ドレーク｢どうした？｣




リタのとても小さな声でも拾い上げるドレーク




『………………』





ドレーク｢…………｣




『……つらい』




ドレーク｢………｣




『…』




ぽろぽろと涙を流すリタを抱き寄せスマホを操作する




ドレーク｢リタの件で頼みがあるんだが｣




『……』




誰かに電話をかけている




ドレーク｢メアリーズに協力してほしい｣




『め、迷惑じゃ｢リタ、何も心配するな｣……』




キング[｢リタにかわれ｣]





ドレーク｢……｣
↑
リタにスマホ渡す





『……ママ？』




キング[｢バカ共の名前を言え。｣]




『…｢名前聞いて何するつもりだ、まず証拠を集めるところからだろ｣…ぁ、ありがと…？』





キング[｢言うのが遅ェ。今度おれのシャツの胸ポケットに一日ぶち込んでやるからな｣]




ドレーク｢やめろ。｣





『……死んじゃう……ふふ』




いつもの会話に小さく笑う




ドレーク｢リタ、辛いだろうがもう少し我慢出来るか？｣





『……』




ドレーク｢大丈夫、酷い目には遭わせない｣




ボニー｢今言った？｣





ドレーク｢ボニー、まだ待て｣




ホーキンス｢………｣





ドレーク｢お前はもっとダメだ我慢してくれ｣





ホーキンス｢……………｣
↑
スマホすいすい




　　　〜テロン♪




ホーキンス【｢(ㆀ˘･з･˘)｣】






ドレーク｢顔文字だけline送ってくるな｣





キング[｢カイドウさん、リタがSOS出したから明日休みます。｣]





カイドウ[｢ぁあ！？リタのやつやっと言いやがったのか。よし。いいぞ｣]





部下達[｢Σえ！？(いいんだ！？);｣]





ドレーク｢出来れば明日から動いてほしい｣




カイドウ[｢おいバオファン！｢あいよー！｣明日リタ見張っててやれ｣]





バオファン[｢了ー解！メアリーズ総出でリタちゃん見張って来る！｣]





ドレーク｢助かる…｣





『……っ………』





ドレーク｢辛かったな、よく今まで堪えてこれたな、我慢なんかしなくて良かったんだぞ｣





『…だって……もっと嫌なことされるかもしれないって……怖くて…ローちゃん達も心配してくれたけど……私助けて退学させられちゃうかもしれないし……』






ホーキンス｢それは加減を知らないアホの自業自得だからリタが心配する事ではないな｣





ボニー｢それよりリタ｣





『…？』




ボニー｢あたしには隠し事無しって言ったよな？｣





『うぃーーーーほへん(ごめん)』
↑
両頬つままれる





ドレーク｢今はやめてやれ;｣





ボニー｢全く心配かけて、あたしにも証拠共有しろよ？うるティと行ってくるわ｣





ドレーク｢組み合わせがものすごく心配なんだが｣






ボニー｢リタ｣





『？』




ボニー｢最悪な事態になる前に頼ってくれて良かった…お前最近変なサイト見てたりしてただろ、心配だった｣




リタを抱き締めるボニー






『……………見ただけで怖いから私には無理だったよ…家にいるときは凄く幸せだから…』




リタもボニーを抱き締め返す





ホーキンス｢……｣(ザワァ…)





静かに怒りをみせるホーキンス





ドレーク｢待てホーキンス、気持ちは分かる。落ち着け｣






ホーキンス｢リタをこれほどまで追い詰めて…タダでは済まさん｣






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