謎の島とビッグジュエル
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
_
_「という訳なんだ」
キ「ふーん」
標高200mのアンテナの上で、キッドのマントが風に靡く。
キ「それでオレを選んだ、と」
_「うん、今回のバディは外の人間でも良いって事になったから。嫌?」
キ「嫌じゃないが、お前なら他にも組みたい奴は居るんじゃないかと思ってさ」
_「他?」
首を傾げている***との距離は、数十センチ。
ここしかないとキッドは顔を近づける。が、
キ「!」
ビュオッ..
何かが二人の間を通り過ぎた。
その速さと小ささで何かは分からなかったが、それが何か気づいた2人。
_「きっとライだ。あの辺かなぁ」
なんて言いながら手を振る***。
..
赤「手を振っているな」
コ「振り返さなくて良いの?」
赤「見えてはいないさ」
コ「ったく(キッドのヤロー、何してんだ)」
..
キ「やっぱ他の奴の方がいいんじゃ…」
すると***がキッドの腕に抱きついた。
キ「 ! おま、あぶねッ」
_「キッドが良いの!」
キ「…わかったよ(前途多難だな、こりゃ)」
遠く、その様子を見ていた、もう一人の男。
バ「先を越されたな、彼女の技術は惜しかった」
..
_「それじゃ要件は手紙で送るね」
キ「おう」
彼女は大きく跳躍して、プールに飛び込むように頭から飛び降りた。
そして100mの辺りで蜘蛛男よろしくワイヤーを飛ばしながら、ネオンの海へと消えていった。
一人、残されたキッドは数箇所を眺め見て、
キ「今回のお宝大戦争は大変そうだ」
そう呟いては、マントグライダーで上空へと消えていった。
..
赤「本当にオレと組んでくれるのか」
コ「あぁ、キッドが絡んでるんなら」
赤「ふっ、心強いな」
..
バ「今回も貴女と組めるとは光栄です」
べ「《あの子》のためよ」
バ「本当に、彼女は人気者ですね」
..
快斗は、受け取った手紙を読んで、改めて気持ちを強くした。
快「まさかビッグジュエルだったとは。これは気合い入れなきゃならねーな」
一緒に入っていた通信機をONにすると、数秒の後に相手が出た。
_「ヤル気は出た?」
快「あぁ、ビックジュエルとなれば話は別だ」
_「うんうん、今回の目的を知った時に コレは! って思ったんだよね。普段はソロだけど、たまには怪盗同士で組んでみたいなって」
快「組むぐらいなら、いつでも歓迎だぜ」
_「なに言ってんの。世間がキッドの予告状だって大騒ぎしてるから他が手薄になるんじゃん」
快「なんだよ、オレ《ダシ》に使われてばっかじゃん」
_「んー、じゃ今度、いーものあげる」
快「物が欲しい訳じゃない」
_「先代の情報なら?」
快「お前が親父の何を知ってんだよ」
_「じゃ、教えてあげない」
快「それは無いだろ、じゃ今回の礼ってことで」
_「いいよー。じゃ、私、部活中だから」
ブツッと通信が切れて、
快「学生かよ!」
ずっと年上だと思っていただけに、今日一番の驚きだ。
執「お嬢様、通話は終わりましたか」
_「えぇ、」
執「クラスメイトが、お探しでございます」
_「すぐに行きますわ」
→
_「という訳なんだ」
キ「ふーん」
標高200mのアンテナの上で、キッドのマントが風に靡く。
キ「それでオレを選んだ、と」
_「うん、今回のバディは外の人間でも良いって事になったから。嫌?」
キ「嫌じゃないが、お前なら他にも組みたい奴は居るんじゃないかと思ってさ」
_「他?」
首を傾げている***との距離は、数十センチ。
ここしかないとキッドは顔を近づける。が、
キ「!」
ビュオッ..
何かが二人の間を通り過ぎた。
その速さと小ささで何かは分からなかったが、それが何か気づいた2人。
_「きっとライだ。あの辺かなぁ」
なんて言いながら手を振る***。
..
赤「手を振っているな」
コ「振り返さなくて良いの?」
赤「見えてはいないさ」
コ「ったく(キッドのヤロー、何してんだ)」
..
キ「やっぱ他の奴の方がいいんじゃ…」
すると***がキッドの腕に抱きついた。
キ「 ! おま、あぶねッ」
_「キッドが良いの!」
キ「…わかったよ(前途多難だな、こりゃ)」
遠く、その様子を見ていた、もう一人の男。
バ「先を越されたな、彼女の技術は惜しかった」
..
_「それじゃ要件は手紙で送るね」
キ「おう」
彼女は大きく跳躍して、プールに飛び込むように頭から飛び降りた。
そして100mの辺りで蜘蛛男よろしくワイヤーを飛ばしながら、ネオンの海へと消えていった。
一人、残されたキッドは数箇所を眺め見て、
キ「今回のお宝大戦争は大変そうだ」
そう呟いては、マントグライダーで上空へと消えていった。
..
赤「本当にオレと組んでくれるのか」
コ「あぁ、キッドが絡んでるんなら」
赤「ふっ、心強いな」
..
バ「今回も貴女と組めるとは光栄です」
べ「《あの子》のためよ」
バ「本当に、彼女は人気者ですね」
..
快斗は、受け取った手紙を読んで、改めて気持ちを強くした。
快「まさかビッグジュエルだったとは。これは気合い入れなきゃならねーな」
一緒に入っていた通信機をONにすると、数秒の後に相手が出た。
_「ヤル気は出た?」
快「あぁ、ビックジュエルとなれば話は別だ」
_「うんうん、今回の目的を知った時に コレは! って思ったんだよね。普段はソロだけど、たまには怪盗同士で組んでみたいなって」
快「組むぐらいなら、いつでも歓迎だぜ」
_「なに言ってんの。世間がキッドの予告状だって大騒ぎしてるから他が手薄になるんじゃん」
快「なんだよ、オレ《ダシ》に使われてばっかじゃん」
_「んー、じゃ今度、いーものあげる」
快「物が欲しい訳じゃない」
_「先代の情報なら?」
快「お前が親父の何を知ってんだよ」
_「じゃ、教えてあげない」
快「それは無いだろ、じゃ今回の礼ってことで」
_「いいよー。じゃ、私、部活中だから」
ブツッと通信が切れて、
快「学生かよ!」
ずっと年上だと思っていただけに、今日一番の驚きだ。
執「お嬢様、通話は終わりましたか」
_「えぇ、」
執「クラスメイトが、お探しでございます」
_「すぐに行きますわ」
→
1/3ページ