お馬鹿でかっこいい彼【場地圭介】
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「紗織さん?!///
って離れて下さい!!!場地さんに俺殺されちゃいます!!!」
そう言って千冬くんは焦りながら私の事を引き剥がそうとする。
『だって〜!千冬くんは私の神様になったんだもん〜!!泣』
半泣きで叫ぶ私。
「ばっ場地さんこれは不可抗力っす!そんな顔しないで下さい!!泣」
するとすごい力で誰かに引っ張られ、抱きしめられていた。
『うわ!!って圭介…?』
見上げるの怒った顔の圭介が私を見下ろしていた。
「おまえ誰から構わず抱きついてんじゃねえ」
『ご、ごめんなさい』
「ったく危ねえ、おら、怖いなら手繋いでやるから行くぞ!」
そう言って"ん!"と差し出された手をとる。
圭介は私が小さい頃からずっとそう。
私が怖がったり、不安がってるといつも手を繋いでくれる。
手を繋ぐと、さっきの緊張と怖さが嘘みたいにぶっ飛んでいった。
こんな優しい彼に助けられたのは何回目なんだろう。
『圭介、ありがとう』
「おう、おら行くぞ!
千冬ぅ!オマエも早く来い!置いてくぞ!」
「っす!!!」
圭介に引っ張られながら3人で神社の階段を登り上に向かった。
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