5:任務終了
ヒロイン
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ヒロインが予測したとおり、男は市街地に向かうように逃げていた。
レノが時折、男に姿を見せてプレッシャーをかけることで、男を市街地から遠ざけるように誘導する。男はまんまと罠にハマり、ついに二人は男を袋小路に追い詰めた。
「めんどくせえから抵抗すんなよ」
レノはロッドを抜き、それで軽く自分の肩を叩きながら男の方に足を一歩踏み出した。
男はレノの方を見ずに、真っ直ぐヒロインの方を見ていた。しばらく何かを考える様子を見せた後、いやらしい笑みを浮かべた。
「お前、あのときの女だろ?7年前の…俺に処女くれた女!」
背後で銃の安全装置が外れる音を聞き、レノは半分ほど振り返ってヒロインの様子を伺った。
銃口は下を向いているが、グリップを握る手は怒りで震えていた。いつその銃口が男に向かってもおかしくない。
レノは男からヒロインが見えないように立ち位置を変えると、更に男に近づいた。
「何、お前。あいつの彼氏?」
男がバカにしたように笑った。
「悪ぃな、処女もらっちまって!最高に気持ちよかったぜ、あいつのナカ」
ヒロインの指がトリガーに掛かる前に、レノは一瞬で男との間を詰め、ロッドを持つ手で男の顔面を殴った。
男はその場に崩れ落ち、顔を押さえて蹲った。
レノは男を乱暴に蹴り飛ばして仰向けにすると、足で喉を押さえつけた。
男が潰れたカエルのような声を上げ、苦しそうにもがいた。
冷たい笑みを浮かべ、レノは男を見下ろした。
「汚ぇ声で鳴けないように、喉潰しとくか」
男の顔が青ざめた。
「レノ」
背後からヒロインに強い口調で名を呼ばれ、レノの頭に上った血が少しだけ下がっていくのを感じた。
レノは今にも男の喉を潰しそうだった足をどけ、代わりに腹を足で押さえた。
「ごほっ…助かったぜ。なぁまた抱いてやろうか?気持ちよかっただろ、あんたも」
再び沸騰しそうになった怒りをレノが男にぶつける前に、ヒロインがナイフを男の股間に突きつけた。
「あの日から、何度もあんたを殺したいと思った。何度も何度も私を犯して、タバコを押し付けて」
ヒロインが手にしたナイフを握り直し、その切っ先を男のズボンの股に引っ掛けた。
「ちょ、ちょっと待て!俺はあんたのこと1回だけしか――」
男が最後まで言い切る前に、ヒロインのナイフが男のズボンの股を裂いた。そこから下着が覗く。
股間を守るには心許ない下着だったが、男にとってはそこが最後の砦だ。しかし、ヒロインは容赦なく下着の上からナイフの切っ先を男の股間に軽く押し付けた。
「や、やめろ!」
同じ男であるレノも流石に直視できず、ヒロインから目を反らした。
「今回の命令は生け捕り。つまり、生きてさえいたらいいってこと。だから、あんたのイチモツをここで切り落としたとして、何ら問題ないっていうのはわかる?」
ヒロインの声は、今まで聞いたことがないぐらい冷たかった。
今の彼女なら、本当に切り落としかねない。それぐらい迫力があった。
その気迫に押され、男は真っ青な顔で壊れた人形のように首を横に振っていた。
「わからない?これは優しさでもあるんだけど。これから、あんたはうちの尋問部隊に引き渡される。彼らは尋問・拷問のプロでね。薬やナイフ、針、電流、水、火、あとは鞭とかペンチとか――ありとあらゆる手段で人を苦しめるの。でも、その前にあんたが大事なものなくしてたら、彼らも手加減すると思わない?」
レノは恐る恐るヒロインの顔を見た。
ヒロインは今まで見たことないような冷酷な笑みを浮かべ、とても楽しそうにしていた。
非情なタークスとしての一面を見せるヒロインに、レノは心底恐怖した。
「どうせこのあとはもう使い道ないんだから、切り落としとこうよ。未来の自分への投資と思ったら、悪くない話でしょ」
ヒロインが男の下着を切り裂き、そこから現れたモノにナイフを当てた。
「やめ、やめろ!お願いだ、頼む!やめろ!」
「自分勝手だね。私のお願いは聞いてくれなかったのに」
ヒロインがナイフを握り直した。
男は恐慌状態に陥り、ずっと喚き散らしている。
それを満足そうに眺めたヒロインは、手にしたナイフを男のモノに添え、すっと横に動かした。
男はそれを見届ける前に白目を剥いて失神してしまった。
「うわ、最悪!漏らすなんて!」
ヒロインが慌てて立ち上がり、男と距離を取った。
股間丸出しで失神し、更に失禁。レノは惨めな格好を晒す男を鼻で笑った。
「尋問部隊に引き渡す前に、この汚いの切り落としといてってお願いしないとね」
涼しい顔をして恐ろしいことをさらりと言う。そのヒロインの一言に、レノの股間までひやっとした。
「…冗談だよ」
いつものようにヒロインは明るい笑顔でそう言ったが、あの冷酷な表情を見せられては素直に信じられなかった。
レノは強張った表情のまま、口元に引きつった笑みを浮かべてみせた。
.
レノが時折、男に姿を見せてプレッシャーをかけることで、男を市街地から遠ざけるように誘導する。男はまんまと罠にハマり、ついに二人は男を袋小路に追い詰めた。
「めんどくせえから抵抗すんなよ」
レノはロッドを抜き、それで軽く自分の肩を叩きながら男の方に足を一歩踏み出した。
男はレノの方を見ずに、真っ直ぐヒロインの方を見ていた。しばらく何かを考える様子を見せた後、いやらしい笑みを浮かべた。
「お前、あのときの女だろ?7年前の…俺に処女くれた女!」
背後で銃の安全装置が外れる音を聞き、レノは半分ほど振り返ってヒロインの様子を伺った。
銃口は下を向いているが、グリップを握る手は怒りで震えていた。いつその銃口が男に向かってもおかしくない。
レノは男からヒロインが見えないように立ち位置を変えると、更に男に近づいた。
「何、お前。あいつの彼氏?」
男がバカにしたように笑った。
「悪ぃな、処女もらっちまって!最高に気持ちよかったぜ、あいつのナカ」
ヒロインの指がトリガーに掛かる前に、レノは一瞬で男との間を詰め、ロッドを持つ手で男の顔面を殴った。
男はその場に崩れ落ち、顔を押さえて蹲った。
レノは男を乱暴に蹴り飛ばして仰向けにすると、足で喉を押さえつけた。
男が潰れたカエルのような声を上げ、苦しそうにもがいた。
冷たい笑みを浮かべ、レノは男を見下ろした。
「汚ぇ声で鳴けないように、喉潰しとくか」
男の顔が青ざめた。
「レノ」
背後からヒロインに強い口調で名を呼ばれ、レノの頭に上った血が少しだけ下がっていくのを感じた。
レノは今にも男の喉を潰しそうだった足をどけ、代わりに腹を足で押さえた。
「ごほっ…助かったぜ。なぁまた抱いてやろうか?気持ちよかっただろ、あんたも」
再び沸騰しそうになった怒りをレノが男にぶつける前に、ヒロインがナイフを男の股間に突きつけた。
「あの日から、何度もあんたを殺したいと思った。何度も何度も私を犯して、タバコを押し付けて」
ヒロインが手にしたナイフを握り直し、その切っ先を男のズボンの股に引っ掛けた。
「ちょ、ちょっと待て!俺はあんたのこと1回だけしか――」
男が最後まで言い切る前に、ヒロインのナイフが男のズボンの股を裂いた。そこから下着が覗く。
股間を守るには心許ない下着だったが、男にとってはそこが最後の砦だ。しかし、ヒロインは容赦なく下着の上からナイフの切っ先を男の股間に軽く押し付けた。
「や、やめろ!」
同じ男であるレノも流石に直視できず、ヒロインから目を反らした。
「今回の命令は生け捕り。つまり、生きてさえいたらいいってこと。だから、あんたのイチモツをここで切り落としたとして、何ら問題ないっていうのはわかる?」
ヒロインの声は、今まで聞いたことがないぐらい冷たかった。
今の彼女なら、本当に切り落としかねない。それぐらい迫力があった。
その気迫に押され、男は真っ青な顔で壊れた人形のように首を横に振っていた。
「わからない?これは優しさでもあるんだけど。これから、あんたはうちの尋問部隊に引き渡される。彼らは尋問・拷問のプロでね。薬やナイフ、針、電流、水、火、あとは鞭とかペンチとか――ありとあらゆる手段で人を苦しめるの。でも、その前にあんたが大事なものなくしてたら、彼らも手加減すると思わない?」
レノは恐る恐るヒロインの顔を見た。
ヒロインは今まで見たことないような冷酷な笑みを浮かべ、とても楽しそうにしていた。
非情なタークスとしての一面を見せるヒロインに、レノは心底恐怖した。
「どうせこのあとはもう使い道ないんだから、切り落としとこうよ。未来の自分への投資と思ったら、悪くない話でしょ」
ヒロインが男の下着を切り裂き、そこから現れたモノにナイフを当てた。
「やめ、やめろ!お願いだ、頼む!やめろ!」
「自分勝手だね。私のお願いは聞いてくれなかったのに」
ヒロインがナイフを握り直した。
男は恐慌状態に陥り、ずっと喚き散らしている。
それを満足そうに眺めたヒロインは、手にしたナイフを男のモノに添え、すっと横に動かした。
男はそれを見届ける前に白目を剥いて失神してしまった。
「うわ、最悪!漏らすなんて!」
ヒロインが慌てて立ち上がり、男と距離を取った。
股間丸出しで失神し、更に失禁。レノは惨めな格好を晒す男を鼻で笑った。
「尋問部隊に引き渡す前に、この汚いの切り落としといてってお願いしないとね」
涼しい顔をして恐ろしいことをさらりと言う。そのヒロインの一言に、レノの股間までひやっとした。
「…冗談だよ」
いつものようにヒロインは明るい笑顔でそう言ったが、あの冷酷な表情を見せられては素直に信じられなかった。
レノは強張った表情のまま、口元に引きつった笑みを浮かべてみせた。
.